野菜に与えた肥料の過不足は葉の色具合と草勢を見ればわかる

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野菜の葉の色で肥料の過不足と草勢の強弱のチェック方法

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カテゴリー
家庭菜園の悩み
ジャンル
プランター菜園の野菜作りの基本
目的(解決できる悩み)
野菜を育てている時に葉の色を見て肥料の量の過不足と草勢の強弱が判断できるようになること
目次
1.野菜の肥料の過不足と草勢の強弱の基礎知識
野菜の肥料の過不足と草勢の強弱をチェックする方法
肥料不足になると野菜の生育不良が起きる

1.野菜の肥料の過不足と草勢の強弱の基礎知識

キュウリの正常の葉

プランターを使った家庭菜園は、市民農園などの広い面積の畑を持っていない方でも、マンションやアパートのベランダで手軽に始められることが売りですよね。

野菜が健全に育つには、、水、太陽の光、温度、栄養分などの5つの項目が必要となりますが、日当たりがよい場所で市販の苗と培養土を使って野菜を育てているのに失敗してしまう方は肥料の量の多い少ないが原因のことが多いです。

家庭菜園を始めて年数が浅い方は経験が少ないので、どのように野菜を育てれば上手に育つのか手探りで探さなければいけません。

しかし、野菜作りの経験を積んで上手に育てられるようになるまでに何年も掛かってしまうのはとても効率が悪いことです。

そこで、家庭菜園1年生の方はあらかじめ野菜の葉の色を見て肥料の過不足と草勢の強弱をチェックする方法を覚えておくことで野菜作りの失敗を回避することができます。

これから家庭菜園を始めてみようと考えている方はとても役に立ちますので、野菜が健全に育っているのかを野菜の葉の色を見て生育状態をチェックする方法を覚えて見てください。

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野菜の肥料の過不足と草勢の強弱をチェックする方法

ホームセンターや園芸店に行くと、トマト、キュウリ、キャベツなどの様々な、サツマイモ、ジャガイモなどの芋つる・種いもが販売されています。

野菜と一口で言っても、

野菜の種類

  • トマト、キュウリ、ナスのように完熟・未熟の実を収穫する野菜
  • コマツナ、キャベツ、ハクサイのように生長した葉や結球した葉を収穫する野菜
  • ニンジン、ダイコン、サツマイモのように肥大した根を収穫する野菜

というように、収穫する部位が異なりますが、どの野菜にも共通して言えることは、葉が太陽の光を受けて光合成を行い糖を作り、根から栄養分を吸収して、糖と栄養分が野菜の生育に必要ということです。

野菜は、日陰で育てるよりも日なたで育てた方が徒長せずに健全に育ちますし、肥料を全く与えないよりも与えた方が立派に育ちます。

このように、野菜の生長は日光と肥料が関係していて、日光は葉に当たっているかどうかを見れば判断できますが、肥料が多いか少ないかはどうやって判断すればいいのか悩みますよね。

肥料が多いか少ないかの簡単なチェック方法は葉の色と大きさを見ればわかり、同時に草勢が強いか弱いかの判断材料にもなります。

野菜の葉の色なんてどれでも緑色じゃないのと思われますが、注意深く見てもらうと、深緑色、緑色、黄緑色、黄色というように肥料の量の違いで葉の色の濃さが変わってくることをご存じでしょうか。

葉の色と肥料の多寡の関係

  • 深緑色の葉:窒素肥料が過剰な状態
  • 緑色の葉:窒素肥料が適正な状態
  • 黄緑色・黄色の葉:窒素肥料が不足している状態

また、葉の色+葉の大きさで判断すると、

葉の色・大きさと窒素肥料の多寡の関係

  • 深緑色で大きい葉:窒素肥料が過剰で草勢が強い状態
  • 黄緑色で小さい葉:窒素肥料が不足していて草勢が弱い状態

となるので、野菜の葉の色での肥料が多いか少ないかの判断方法を覚えておくと野菜栽培は成功します。

野菜の草勢を強くするには、日当たりを良く、日中の気温を高く、肥料を多く、水やりを多く、摘葉(てきよう)は控え目にしてください。

その逆に、野菜の草勢を弱くするには、日当たりを悪く、日中の気温を低く、肥料を少なく、水やりを少なく、摘葉は多くしてください。

多くの人は一度に肥料をどっさり与えてしまう傾向がありますがそれは間違えです。

なぜ窒素肥料の与えすぎがいけないのかというと、アオムシ、アブラムシ、カメムシなどの害虫が大量に寄ってくるようになりますし、茎と葉の生長に栄養分が多く使われるようになり実の方に栄養分が回らなくなるからです。

したがって、実着きが悪い、実が小さい、実の味が悪いなどの良くない症状が現れるようになり野菜栽培が失敗します。

肥料を与える時は、野菜の草勢を見ながら肥料の量を調節することが正しい肥料の与え方です。

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肥料不足になると野菜の生育不良が起きる

トマトのマンガン不足の葉

野菜が健全に育つには、肥料の3要素といって、窒素、リン酸、カリという成分が必要となることをご存じでしょうか。

また、土壌のpHを調整する時に使う苦土石灰の成分であるカルシウムとマグネシウムも野菜を育てるのに必要となる成分ですし、微量要素である鉄やマンガンも不足していると上手に育ちません。

野菜の生育に必要となる肥料の5要素(窒素、リン酸、カリ、マグネシウム、カルシウム)と多量・微量要素(イオウ、鉄、マンガン、亜鉛など)が不足するとどのような症状が起こるのかというと、

肥料不足で野菜に起きること

  • 窒素不足:下葉が黄緑色になり、段々株全体の葉が黄色になり枯れる
  • リン酸不足:下葉のつやが悪くなり、段々株全体の葉が変色して枯れる
  • カリ不足:下葉の縁の色が淡くなり、段々株全体の葉が黄色になり枯れる
  • マグネシウム不足:下葉の葉脈間の色が淡くなる
  • カルシウム不足:若葉の縁の色が褐色に変色したり、実が尻腐れする
  • イオウ不足:下葉が黄色くなる
  • 鉄不足:若葉が全体的に黄色になる
  • マンガン不足:若葉の葉脈の間が黄色になる
  • 亜鉛不足:葉が小さくなる

というように、いずれの成分が不足した状況になると野菜が健全に育たなくなり最後には枯れてしまいます。

野菜が枯れるといっても、病気が原因で枯れるのではなく肥料不足という生理障害が原因で枯れるだけなので、野菜が枯れる前に肥料を適量与えれば枯れることを防ぐことができます。

肥料はとても重要な働きをするものであることがわかりましたか。

野菜を上手に育てるコツは、野菜の葉の色をしっかり観察して異変に気づいたらすぐに肥料を与えて対処することです。

(記事作成日:2017年12月25日、最終更新日:2021‎年5‎月2‎日)

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