デイキャンプと宿泊キャンプの過ごし方の流れと計画を立てる時の注意点

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初心者のキャンプ入門!デイキャンプと宿泊キャンプの過ごし方の違い

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キャンプを楽しむ為の初心者のキャンプ入門
目的(解決できる悩み)
デイキャンプと宿泊キャンプの違いがわかるようになること
目次
1.デイキャンプの過ごし方の流れと注意点
デイキャンプの1日の流れ
デイキャンプを計画する時の注意点
2.宿泊キャンプの過ごし方の流れと注意点
宿泊キャンプの1日の流れ
宿泊キャンプを計画する時の注意点

1.デイキャンプの過ごし方の流れと注意点

デイキャンプは、昼間にアウトドア料理を食べて、夕方に撤収するキャンプです。

キャンプといえばキャンプ場でテントを張って宿泊するので難易度が高いイメージがありますが、デイキャンプは日中だけキャンプ場で過ごすのでアウトドアが初めての方におすすめです。

デイキャンプの1日の流れ

デイキャンプ

デイキャンプとは、キャンプ場に宿泊しないキャンプ(日帰りキャンプ)のことです。

キャンプといえば、テントの中に宿泊することが楽しみの1つですが、テントで宿泊することに不安がある方は、まずは、デイキャンプといって宿泊をしない日帰りのキャンプから始めるのがおすすめです。

デイキャンプでの過ごし方の基本的な1日の流れとしては、

デイキャンプの流れ

  1. 午前中にキャンプ場に到着します。
    ※キャンプ場に到着したら、キャンプサイトにキャンプ用品を設置する前に管理棟でチェックインをします。チェックインの受付は9時から始まるキャンプ場が多いです。
  2. チェックインが済んだら、テント、タープ、バーベキューグリル、クッキングバーナー、テーブル、イスなどをキャンプサイトに設置して昼食の準備をします。
  3. 昼食が済んだら調理用品の後片付けをして、残りの時間は子どもと遊んだりコーヒなどを飲んでくつろぎます。
  4. 夕方になったら設置したキャンプ用品を片付けて撤収します。
    ※チェックアウトは17時までのキャンプ場が多いです。

という流れで進んでいきます。

デイキャンプは慣れていないとタープ・テントを組み立てたり料理を作ったりするのに時間が掛かってしまい楽しめないこともありますが、ゆくゆくは宿泊する本格的なキャンプを始めたいと考えている方はデイキャンプで段取りを覚えるのがいいと思います。

なお、区画制のキャンプサイトは事前に予約ができますがフリーサイト制のキャンプサイトは予約ができません。区画制のキャンプサイトは決められた場所でデイキャンプを行いますが、フリーサイト制のキャンプサイトは早い者勝ちで場所が取られていくという違いを覚えておいてください。

デイキャンプを計画する時の注意点

デイキャンプは午前~夕方までという限られた時間しかないのでテキパキ行動することが重要です。

どこのキャンプ場でも、チェックインの受付時間は午前9時くらいから始まるので、9時にキャンプ場に到着できるように家を出発する時間を逆算して計画を立ててください。
※自宅から近いキャンプ場に行った方が時間にゆとりが生まれるのでおすすめです。

デイキャンプの一番の楽しみはというと、家族や友達と一緒に昼食を作って食べることなので、デイキャンプに行くメンバーでメニューを考えてください。
※バーベキューグリルで炭焼きの焼き肉を作ることがデイキャンプの定番の昼食です。

定番の炭焼きの焼き肉を作る場合は、

炭火焼き肉を作る時に用意する資材

  • キャンプ道具:バーベキューグリル、炭、着火剤、トングなど
  • 食材:肉、野菜、たれなど

を準備してください。
※炭で調理すると片付けが面倒ですが食材への火の通りはガスよりもいいです。

お湯を沸かすだけのレトルト食品で簡単なアウトドア料理を作る場合は、バーベキューグリルではなくクッキングバーナーの方が扱いやすいです。

料理をする時のコツは、キャンプ場で1から作りだすのではなく、自宅である程度下ごしらえをしてクーラーボックスに入れて持って行けば調理時間の節約ができます。また、キャンプサイトにはタープは設置せずに、バーベキューグリル、テーブル、イスだけ設置すれば時間の節約ができます。

チェックアウトの時間は16時~18時くらいまでなので、チェックアウトの時間に間に合うようにキャンプサイトに設置したキャンプ用品を撤収しましょう。

撤収する時に気をつけることは、使った炭は火が消えたことを確認してから可燃物として捨てることです。着火していない炭はしっかり乾燥させれば次回使うことができます。

なお、キャンプ場によってはデイキャンプができないキャンプ場があります。また、予約後にキャンセルするとキャンセル料が発生することがあるので、予約する時に必ず確認してください。

デイキャンプ当日の1週間前からのキャンセルに対してキャンセル料がかかることが多く、デイキャンプ利用日の7~3日前までのキャンセルは利用料金の20%、利用日の2日前までのキャンセルは50%、当日のキャンセルは100%取られるのでキャンセルの連絡は早めにした方がいいです。

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2.宿泊キャンプの過ごし方の流れと注意点

宿泊キャンプは、キャンプ場で、テント、バンガロー、コテージなどに宿泊するキャンプです。

キャンプの楽しみの1つは現地で夕食を作って食べることですよね。炭とダッチオーブンを使って本格的なアウトドア料理を作ってみてはいかがでしょうか。

宿泊キャンプの1日の流れ

キャンプ場の夜

宿泊キャンプとは、キャンプ場に泊まる本格的なキャンプのことです。

宿泊を伴った本格的なキャンプに適した季節は初夏から秋(5~9月)までの期間で、昼から夕方の時間帯にキャンプ場に到着し管理棟で受付を済ませてから、キャンプサイトにテントを張って食事の準備を行います。

宿泊キャンプはキャンプ場で1泊しないといけないので、テントを張る場所に気をつけましょう。
※朝になって太陽が昇ってきたらテントの中が蒸し風呂状態になることがあるので、木の陰にテントを設営することがコツです。

また、区画整備されているオートキャンプ場ではGWやお盆などの混雑時期に利用する場合は予約が必要となります。
※早い者勝ちでテントを張る場所が取られていくフリーサイト制のキャンプ場では予約はありません。

本格的な宿泊キャンプでの過ごし方の基本的な1泊2日の流れとしては、

宿泊キャンプの流れ

  1. 昼から夕方にキャンプ場に到着します。
    ※キャンプ場に到着したら管理棟でチェックインをしてください。チェックインの受付は13時から始まるキャンプ場が多いです。
  2. テントやタープを張ります。
    ※自分でテントを組み立てる自信がない方は、バンガローやコテージを借りるのがおすすめです。
  3. スーパーへ食材の買い出しに行きます。
    ※夕食まで時間が余っている方はキャンプ場の近くを観光してもいいです。
  4. キャンプ場に戻り夕食の準備をします。
    ※食材を準備した状態で夕方にキャンプ場にチェックインしてテントを張って夕食の準備を始める人もみえます。
  5. 夜22時頃になったら就寝します。
    ※寝苦しい時は寝袋のファスナーやテントの換気口を開けてください。
  6. 朝7時頃に起床します。
    ※夜露や汗で濡れた寝袋や銀マットはテントの外で日に当てて乾かしておくのがいいです。
  7. 朝食を食べ終わったら荷物を片付け始めて10時くらいに撤収します。
    ※チェックアウトは10時までのキャンプ場が多いです。2日目で撤収せずにキャンプ場の近くで観光を楽しみながら連泊するベテランキャンパーも大勢みえます。

という流れで進んでいきます。

キャンプ場に到着してから食材を買いに行くのか、食材を買ってからキャンプ場に到着するのかはキャンプ場の立地条件で異なります。

キャンプ場の近くにスーパーがあればテントを設営してからでも食材の買い出しはできますが、人里離れた山奥にあるキャンプ場に行かれる方は、山に入る前に街の中のスーパーで食材を購入しなければいけません。
※本当にキャンプ場の周りにお店が何もないところもあります。山を下ってスーパーにたどり着くまで30km以上離れているキャンプ場もあります。

宿泊をするキャンプはデイキャンプよりも少しハードルが高くなりますが、時間に余裕ができ自然を満喫できるので、家族や友達で絆を深めて思い出作りをしてみるのはいかがでしょうか。

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宿泊キャンプを計画する時の注意点

宿泊するキャンプでは、アウトドア料理を作って食べることを楽しむ他に、テントでの就寝や自然を体験するアクティビティーも楽しんでください。

キャンプ場でアウトドア料理を作る回数ですが、1泊のキャンプでは、

1泊のキャンプの食事

  • 1日目:夕食
  • 2日目:朝食

の2回料理を作ります。

2泊のキャンプでは、

2泊のキャンプの食事

  • 1日目:夕食
  • 2日目:朝食、昼食、夕食
  • 3日目:朝食

の5回料理を作ります。

宿泊日数が多くなると食事の回数が増えるので難易度は上がりますので、初心者の方は1泊の日程でキャンプをするのがいいでしょう。

1泊のみのキャンプでは夕食は前日に家で下ごしらえをした食材をクーラーボックスに入れてキャンプ場に持っていき調理すれば簡単においしい食事が作れます。

朝食は、トースト、ハムエッグ、コーヒーなどの軽食を作れば後片付けも簡単に終わります。

2泊するキャンプでは、初日の夕食は家で事前に下ごしらえした食材をキャンプ場で調理する1泊のキャンプと変わりませんが、2日目の食事はキャンプ場の周辺で旬の食材を購入して料理を作ると食事の楽しさが増えます。

キャンプ場で寝る場所としては、テント又はバンガローなどの宿泊施設が一般的です。キャンプ場を予約する時に、持参したテントを自分で設営するか、キャンプ場に用意されている常設テントやバンガローをレンタルするかを選んでください。自分でテントを組み立てれる自信がない方は宿泊施設をレンタルした方が無難です。
※テントの中で快適に眠るには、テントの他に寝袋(シュラフ)と銀マットが別途必要になるので、持参するかキャンプ場でレンタルしてください。

宿泊するキャンプでは2日目の昼間にアクティビティーをすると楽しみが増えます。

川があるキャンプ場ではマス釣りができるところが多く釣り上げた魚は夕食のおかずとして調理したり、山間部にあるキャンプ場ではトレッキングコースがあることが多いので山歩きをして楽しんだり、海辺でのキャンプは海水浴が1日中楽しめます。

宿泊するキャンプでは楽しみたいアクティビティーのことを考えてキャンプ場を選ぶのがポイントです。

また、キャンプ場に温水シャワー・風呂、コインランドリー、売店などの設備が整っているのかも確認すると快適にキャンプができます。

チェックインの受付時間は13時くらいから始まり、キャンプ場でのチェックインが遅くなるとキャンセル待ちをしている飛び込み客が優先して利用できることがあるので、キャンプ場への到着が遅くなりそうな場合は連絡した方がいいです。

なお、宿泊キャンプでもデイキャンプと同じようにキャンプ当日の1週間前からのキャンセルに対してキャンセル料がかかることが多く、キャンプ利用日の7~3日前までのキャンセルは利用料金の20%、利用日の2日前までのキャンセルは50%、当日のキャンセルは100%取られるのでキャンセルの連絡は早めにした方がいいです。

(記事作成日:2017年8月28日、最終更新日:2019‎年7‎月19‎日)

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