キャンプで使う道具は何が必要!あれば役立つキャンプ道具の紹介
- カテゴリー
- アウトドアの悩み
- ジャンル
- キャンプで使う道具を揃えよう
- 目的(解決できる悩み)
- キャンプで使う道具の役割がわかるようになること
- 目次
- 1.キャンプ道具の基礎知識
- テントの基本情報
- タープの基本情報
- シュラフの基本情報
- テントマットの基本情報
- クッカーの基本情報
- 調理器具、食器の基本情報
- バーナー、炭の基本情報
- テーブル、イスの基本情報
- クーラーボックスの基本情報
- ウォータータンクの基本情報
- ランタンの基本情報
- 上着・レインウェアの基本情報
1.キャンプ道具の基礎知識
生まれて初めてキャンプをするという方は、何の道具を用意すればいいいのかわからないですよね。
キャンプをする時は、テント、シュラフ、テントマット、調理器具、テーブル、イスなどが必要となります。
それぞれの道具はアウトドア用に設計されたものの方が使いやすいですが、キャンプで使う全てのものをアウトドア用にしなくてもOKです。
特に調理器具は普段キッチンで料理を作る時に使っているものを使えば大丈夫です。家で使っているものを屋外で使ってみて使い勝手が悪ければ、次回からはアウトドア用のものに替えるという使い方をすれば費用の節約ができます。
テントの基本情報
テントは家の居住空間の役割をします。
サイズは、1人用、2人用、4人用などのいろいろなサイズがあり、例えば、4人でキャンプをするのなら4人用ではなく荷物を置くスペースを含めると一回り大きいサイズのテントが適しています。
少人数でキャンプをする場合は設営・撤去が簡単なドーム型テントやワンポール型テント、大人数でキャンプをする場合は居住空間が広いロッジ型テントがおすすめです。
テントの詳しい説明は、キャンプで使うテントの種類・特徴・選び方を参考にしてください。
タープの基本情報
タープは強い日差しを遮ったり雨をしのぐ目的で使います。
周りに日差しよけや雨よけがない場所でもタープを張れば食事をしたりコーヒーを飲んだりしてくつろげる空間を簡単に作ることができます。
タープなしでもキャンプはできますが、突然の雨などに備えて快適な空間を確保した方が過ごしやすいです。
シュラフの基本情報
シャラフは寝る時に使う布団の役割をします。
※シャラフのことを寝袋やスリーピングバッグということもあります。
シャラフのタイプは、封筒型とマミー型の2種類があり、シュラフ1つで1人寝れる大きさです。
どのタイプのシャラフでも最低使用温度がありますので、キャンプする場所の外気温で商品を選んでください。
シュラフの詳しい説明は、キャンプで使うシュラフの種類・特徴・選び方を参考にしてください。
テントマットの基本情報
テントマットは、テントの中に敷いて使います。
※テントマットのことを、キャンプマット、フロアマット、スリーピングマットということもあります。
テントマットはクッション性があり地面からの冷気を遮断する働きがあるので就寝時の快眠に役立ちます。
テントマットの種類は、ウレタンマットとエアーマットがあります。
標高が高い山のキャンプでは、テントマットがないと朝方の地面からの冷気にさらされて快眠できずに後悔することがあるのでキャンプでは必須アイテムです。
なお、テントと地面の間に敷くシートは、テントシート(グランドシート)といいます。
テントマットの詳しい説明は、キャンプで使うテントマットの種類・特徴・選び方を参考にしてください。
クッカーの基本情報
クッカーは鍋やフライパンなどの調理用器具のことです。
※クッカーのことをコッヘルということもあります。
お湯を沸かしたり、ご飯を炊いたり、食材を焼いたり煮たりする料理を作る時に使います。
クッカーの材質は、熱伝導率がよいアルミ、丈夫なステンレス、軽量なチタンの3種類があります。
アウトドア専用のものが販売されていますが、まずは家のキッチンで普段使っている鍋、フライパンなどを活用してみましょう。
クッカーの詳しい説明は、キャンプで使うクッカーの種類・特徴・選び方を参考にしてください。
調理器具、食器の基本情報
調理器具は食材を調理する時、食器は料理を盛り付ける時に使います。
まな板、包丁、おたまなどは、アウトドア用をわざわざ買わなくても家のキッチンにあるもので代用できます。
食器は陶器製ではなくアウトドア用の割れにくい素材のものを選びましょう。アウトドア用の食器は、軽量で収納がコンパクトにできたり、汚れが落ちやすいメラミン樹脂などいろいろな種類があります。
また、紙のお皿を使えばキャンプ場で食器を洗う手間が省けます。
キャンプ場によっては、家庭で使っている食器用洗剤が禁止されていることもあるので注意してください。
バーナー、炭の基本情報
バーナー、炭は、食材に火を当てて調理する時に使います。
家庭のキッチンで使っているガスコンロのようにガス火で調理する時はバーナー、炭火を使って調理する時は炭を用意してください。
バーナーの種類は、ガス口が1つのシングルバーナーとガス口が2つのツーバーナーがあります。コンパクトに収納できるものがおすすめです。
炭は、備長炭、おが炭、ナラ炭などがあります。炭火は、網焼き、鉄板、煮物料理のどれでもOKですが、火力調整が難しいのが難点です。
炭で調理する時は、炭の他に、BBQグリル(バーベキューグリル)、火をおこす道具、トング、うちわ、やけどやケガ予防に軍手も用意してください。
バーナーの詳しい説明は、キャンプで使うバーナーの種類・特徴・選び方を参考にしてください。
炭の詳しい説明は、炭をおこす時に使う道具と炭のおこし方を参考にしてください。
テーブル、イスの基本情報
テーブルやイスは、食事をしたり、コーヒーを飲んでくつろいだりする時に使います。
テーブル、イスを選ぶ時は、テーブルは骨組みがしっかりしているもの、イスは座り心地がいいものを選んでください。
また、車へ収納することを考えてアウトドア用の小さく折りたためるものがおすすめです。
例えば、テーブルとイスが一体化したタイプは組み立て・撤収が簡単にできます。いろいろなタイプがあるので好みで選んでください。
クーラーボックスの基本情報
クーラーボックスは、食べものや飲みものが温まらないように冷やしておく為に使います。
クーラーボックスの種類は、ハードタイプとソフトタイプがあり、保冷効果はハードタイプの方が上です。
クーラーボックスは暑さで傷めやすい食材を保冷しておくのによく、保冷時間を長くする為に保冷剤をいくつか入れましょう。クーラーボックスを日陰に置くと保冷時間は長くできます。
※袋に入った氷をそのまま保冷剤の代わりとして使うこともできます。
クーラーボックスの大きさは様々ありますが、30Lくらいの容量のボックスを2つ用意するのがおすすめです。
食料用と飲料水用とに分けて2個用意すると、開閉回数を少なくでき保冷力がアップします。
なお、保冷時間が長いクーラーボックスの方がいいですが、あくまで簡易的に保冷する為のものですので、時間が経てばボックスの中の温度は上昇して温まってきますので注意してください。
ウォータータンクの基本情報
ウォータータンクは、水を貯めておく為の容器で、料理をする時に便利なアイテムです。
ウォータータンクがあれば炊事場へ何回も水をくみに行く手間が省けます。
いろいろな容量がありますが、10~20Lのタンクが使いやすいと思います。
※2Lのペットボトルを数本用意してタンク代わりにしてもいいです。
ウォータータンクの他に、ウォータージャグのような保温保冷効果があるものを用意すれば使い勝手は良くなります。
ランタンの基本情報
ランタンは、日が暮れてから灯りをともす時に使います。
※ランタンを掛けるハンガーも用意すると便利です。
ランタンの種類は、ホワイトガソリン式、ガス式、電池式があり、ガスや電池式が使いやすいです。
夜に炊事場やトイレなどに行く時の為に懐中電灯も用意すると便利です。
上着・レインウェアの基本情報
海辺のキャンプでは必要ないですが、標高が高い山や北海道では昼間と夜の気温の変動が激しいので上着を用意した方がいいです。
※山の中の昼間は半袖と半ズボンで過ごせますが夜は急に寒くなり長袖と長ズボンが必要です。
また、天気もよく変わるので突然の雨に対応できるようにレインウェアを1着必ず持って行ってください。
レインウェアは防水機能があり風も通さないので防寒着としての役目もします。
(記事作成日:2018年5月18日、最終更新日:2019年7月18日)