キャンプで使うバーナーの種類・特徴・選び方
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- キャンプで使うバーナーの種類・特徴・選び方がわかるようになること
- 目次
- 1.ガスカートリッジ式・ホワイトガソリン式バーナーの特徴
- ガスカートリッジ式バーナーの特徴
- ホワイトガソリン式バーナーの特徴
- 2.キャンプ初心者のバーナーの選び方
- 燃料の取り扱い、火力の安定性、燃料の入手方法を確認する
- キャンプ初心者におすすめのガスカートリッジ式ツーバーナー
1.ガスカートリッジ式・ホワイトガソリン式バーナーの特徴
バーナーとは、キャンプで自炊する時に使う調理用のコンロです。
※バーナーのことを、ストーブともいいます。
キャンプで使うバーナーを大きく分けると、ガスカートリッジ式バーナーとホワイトガソリン式バーナーの2種類があります。
また、各バーナーはコンロの数の違いで、シングルバーナーとツーバーナーがあります。
ここでは、ガスカートリッジ式バーナーとホワイトガソリン式バーナーの特徴を簡単に紹介します。
ガスカートリッジ式バーナーの特徴
ガスカートリッジ式バーナーは、燃料にガスカートリッジを使うバーナーです。
種類はコンロが1つのシングルバーナーとコンロが2つのツーバーナーがあります。
シングルバーナーは小型・軽量なのでソロキャンプ用、ツーバーナーは大きい台座に取り付けてあるのでファミリーキャンプ用として使うことが普通です。
バーナーの燃料となるガスカートリッジは、アウトドア缶とカセットコンロ缶の2種類があります。
アウトドア缶はホームセンターなどのアウトドア売り場に行かないと売っていませんが、カセットコンロ缶ならスーパーでも売っているので入手しやすく価格が安いです。
※アウトドア缶とカセットコンロ缶は結合部分の形状が違うのでバーナーの形状と同じ缶を使ってください。
ガスカートリッジには液化されたガスが入っているので、バーナーとガスカートリッジをつなぎ合わせてバルブを開けると気化したガスが出てきて燃焼できる仕組みです。
したがって、点火装置で点火してダイヤルを回して簡単に火力調整ができますが、休みなく連続して燃焼させていると気化熱による冷却作用でガスカートリッジが冷えて火力が少し落ちることがあるので気を付けてください。
なお、ガス缶は主に、春~秋に使う標準タイプ(ブタンガス)、寒さに強いタイプ(イソブタンガス)、寒冷地タイプ(プロパンガス)という種類があるので、季節に応じて使い分けると火力の低下に悩まされる心配はありません。
- ガスカートリッジ式バーナーの良いところ
- ガスカートリッジをバーナー本体につなぎ合わせてダイヤルを回して着火するだけの簡単操作
- 燃料が入手しやすく価格が安い(カセットコンロガス缶)
- ガスカートリッジ式バーナーの悪いところ
- 燃料の価格が高い(アウトドア缶)
- ガスカートリッジが冷えて火力が低下しやすい
ホワイトガソリン式バーナーの特徴
ホワイトガソリン式バーナーは、燃料にホワイトガソリンを使うバーナーです。
種類はガスカートリッジ式と同じように、コンロが1つのシングルバーナーとコンロが2つのツーバーナーがあります。
ガスカートリッジ式バーナーはバルブを開ければすぐに使うことができますが、ホワイトガソリン式バーナーは燃料タンクの燃料にポンピングという作業をして圧力を加えなければ使うことができません。
気化熱による冷却作用で火力が落ちる心配がないのでベテランキャンパーの方はホワイトガソリン式バーナーを愛用していることが多いですが、燃料のポンピングが不足していると燃料に火がつかず慣れるまで時間がかかるのでキャンプ初心者の方には扱いにくいと思います。
なお、ホワイトガソリンはホームセンターやキャンプ場の売店に売っています。
- ホワイトガソリン式バーナーの良いところ
- 燃料の価格が安い
- 気温が低くても火力が安定している
- ホワイトガソリン式バーナーの悪いところ
- 燃料のポンピング作業が面倒
- ノズルが詰まりやすく定期的にメンテナンスが必要
2.キャンプ初心者のバーナーの選び方
バーナーは、上記で説明したように、ガスカートリッジ式とホワイトガソリン式があります。
各種類のバーナーで特徴が大きく異なるので、バーナーを選ぶ時はどのような特徴を重要視すればいいのかよく考えて自分にベストなバーナーを選んでください。
燃料の取り扱い、火力の安定性、燃料の入手方法を確認する
キャンプで使うバーナーに求められるものは、燃料の取り扱いが簡単、火力が安定している、燃料の入手が簡単ということではないでしょうか。
その中でもバーナーは火を使う調理器具なので、着火が簡単にできた方がいいですよね。
せっかく新品のバーナーを買ったのに、実際にキャンプで使ってみたら、燃料の着火作業が面倒といった特徴を持ったバーナーだったらガッガリですよね。
ですので、バーナーを選ぶ時は見た目がオシャレという理由だけで選ぶのではなく、燃料の取り扱いが簡単かどうかを確認して選んでください。
ガスカートリッジ式バーナーとホワイトガソリン式バーナーの特徴を比較すると次のようになります。
- 燃料の着脱が簡単なバーナー
- ガスカートリッジ式
- 着火作業が簡単なバーナー
- ガスカートリッジ式
- 火力が安定しているバーナー
- ホワイトガソリン式
- 燃料の入手がしやすいバーナー
- ガスカートリッジ式
上記の特徴を考慮するとキャンプ初心者の方におすすめなバーナーは、燃料の着脱と着火作業が簡単なガスカートリッジ式バーナーです。
※着火が面倒でも安定した火力のバーナーが欲しい方はホワイトガソリン式バーナーを選んでください。
ソロキャンプの方はシングルバーナー、ファミリーキャンプの方はツーバーナーをおすすめします。
また、どのようなバーナーでも最大出力が表示されていますので、必ず確認してから選んでください。
昔のバーナーの最大出力は2500kcalくらいでしたが、最近のバーナーは3000kcal以上あることも珍しくありません。
最大出力は小さいよりも大きいほうが火の通りが早いです。
キャンプ初心者におすすめのガスカートリッジ式ツーバーナー
キャンプの自炊といえばまきや炭を使うことが一般的ですが、バーナーを使っても自炊することができます。
キャンプで使うバーナーはいろいろなメーカーから販売されていますが、私がおすすめするバーナーはコールマンというメーカーのガスカートリッジ式ツーバーナーです。
おすすめのバーナー
商品名:コールマン パワーハウスLPツーバーナーストーブ2
ファミリーキャンプ用のバーナーをお探しの方は、コールマンのツーバーナーストーブ(アウトドア缶)がおすすめです。
コールマンのツーバーナーストーブの特徴は、1コのコンロの最大火力が約3500kcalあることです。
また、点火装置が付いているので着火は簡単、コンパクトに収納できるので持ち運びも簡単です。
ツーバーナーはキッチンテーブルの上に置いて使ってください。アウトドア缶はホームセンターやキャンプ場の売店で売っています。
なお、品質が悪いバーナーは耐久性がなく数回使うと壊れますので信頼できるメーカーのバーナーを選べば失敗しません。
(記事作成日:2018年8月9日、最終更新日:2019年9月23日)