キャンプで使うクッカーの種類・特徴・選び方
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- キャンプで使うクッカーの種類・特徴・選び方がわかるようになること
- 目次
- 1.アルミ・ステンレス・チタンクッカーの特徴
- アルミクッカーの特徴
- ステンレスクッカーの特徴
- チタンクッカーの特徴
- 2.キャンプ初心者のクッカーの選び方
- 熱伝導性、強度、重さを確認する
- キャンプ初心者におすすめのアルミクッカー
1.アルミ・ステンレス・チタンクッカーの特徴
クッカーとは、キャンプで自炊する時に使う金属製の鍋などの調理器具のことです。
※クッカーのことを、コッフェルともいいます。
キャンプで使うクッカーを素材別で大きく分けると、アルミニウム(アルミ)、ステンレス、チタニウム(チタン)の3種類があります。
各クッカーの素材の種類で、熱伝導率、強度、重量が大きく変わってきます。
ここでは、アルミ、ステンレス、チタンクッカーの特徴を簡単に紹介します。
アルミクッカーの特徴
アルミクッカーは、素材にアルミニウムを使ったタイプの調理器具です。
大きな特徴は、熱伝導率がよいので火にかけると熱が金属全体に伝わるので焦げ付きにくく、チタンクッカーよりも火のムダが少なく燃料の節約ができることです。
※さらに焦げ付かないようにする為に内側がコーティングされている商品もあります。
アルミクッカーの形の種類は、深型や浅型の鍋の他に、フライパン、ヤカン、飯盒などバリエーションは豊富です。
何かにぶつけるとすぐにボコボコにへこんでしまうところがデメリットですが、価格が安くとても扱いやすいのでキャンプの定番のクッカーです。
- アルミクッカーの良いところ
- 価格が安い
- 熱伝導率が高い
- 焦げ付きにくい
- ステンレスクッカーよりも軽い
- アルミクッカーの悪いところ
- 錆やすい
- ぶつけるとへこむ
- チタンクッカーよりも重い
ステンレスクッカーの特徴
ステンレスクッカーは、素材にステンレスを使ったタイプの調理器具です。
大きな特徴は、熱伝導率はアルミよりも劣りますが強度が強いので何かにぶつけてもへこまないことです。
重量が重いことがデメリットですが、価格が安いのでアルミクッカーと共にキャンプの定番クッカーです。
- ステンレスクッカーの良いところ
- 強度が強い
- 錆びにくい
- 価格が安い
- ステンレスクッカーの悪いところ
- 重量が重い
- 焦げ付きやすい
- 熱伝導率が低い
チタンクッカーの特徴
チタンクッカーは、素材にチタニウムを使ったタイプの調理器具です。
大きな特徴は、熱伝導率はアルミやステンレスよりも劣りますが、強度が非常に強いので何かにぶつけてもへこみませんし、なによりとても軽量ということです。
チタンクッカーの良さは衝撃に強く軽量ということだけなので、熱伝導率が低く熱の伝わりが悪く火が当たっている部分だけ熱くなり焦げ付きやすい、アルミ素材のクッカーよりも調理時間が長くかかり燃料を多く使ってしまう、価格が高いというデメリットがあることを覚えておいてください。
- チタンクッカーの良いところ
- 強度が強い
- 錆びにくい
- 軽量
- チタンクッカーの悪いところ
- 価格が高い
- 焦げ付きやすい
- 熱伝導率が低い
2.キャンプ初心者のクッカーの選び方
クッカーは、上記で説明したように、アルミ、ステンレス、チタンという種類があります。
各種類のクッカーで特徴が大きく異なるので、クッカーを選ぶ時はどのような特徴を重要視すればいいのかよく考えて自分にベストなクッカーを選んでください。
熱伝導性、強度、重さを確認する
キャンプで使うクッカーに求められるものは、熱伝導性、強度、重さではないでしょうか。
その中でもクッカーはバーナーの火を効率よく鍋全体に伝えないといけないので、熱伝導性がよくないと調理がしにくくなります。
せっかく新品のクッカーを買って実際のキャンプで使ってみたら、鍋の金属の熱の広がりが悪く調理するのに時間がかかり燃料をムダに多く消費したらがっかりですよね。
ですので、クッカーを選ぶ時は見た目がオシャレという理由だけで選ぶのではなく、熱伝導性が優れているのかを確認して選んでください。
アルミ、ステンレス、チタンのクッカーの特徴を比較すると次のようになります。
- 熱伝導性が高いクッカー
- アルミ
- 丈夫なクッカー
- チタン
- ステンレス
- 軽量なクッカー
- チタン
上記の特徴を考慮するとキャンプ初心者の方におすすめなクッカーは、熱伝導性がよいアルミ素材のクッカーです。
※重さを気にしないのであればステンレス素材のクッカーもおすすめです。
また、各クッカーは、16cm、18cm、20cmというように鍋の直径が異なりますので、クッカーを選ぶ時は直径も考慮して選んでください。
例えば、4人でキャンプに行くのであれば20cmくらいの大きさが目安です。どのサイズのクッカーを選べばいいのかわからない方は、家で使っている鍋と同じ大きさを選べば大丈夫です。
キャンプ初心者におすすめのアルミクッカー
家で使っている鍋をキャンプに持って行っても調理できますが、アウトドア用のクッカーを持って行った方が扱いやすいことは確実です。
キャンプで使うクッカーはいろいろなメーカーから販売されていますが、私がおすすめするクッカーはコールマンというメーカーのアルミクッカーです。
おすすめのクッカー
商品名:Coleman(コールマン) アルミクッカーコンボ
3~4人用のクッカーをお探しの方は、コールマンのアルミクッカーコンボがおすすめです。
コールマンのアルミクッカーコンボの特徴は、鍋、ライスクッカー、フライパンがセットになっているので個別でクッカーを揃える必要がないことです。
また、各クッカーは焦げ付きを防止するコーティングが施してあるので焦げ付きにくいです。
なお、品質が悪いクッカーは耐久性がなく数回使うと壊れますので信頼できるメーカーのクッカーを選べば失敗しません。
(記事作成日:2018年8月9日、最終更新日:2019年9月22日)