ダッチオーブンの錆止めワックスの落とし方、メンテナンス方法

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ダッチオーブンの使い方とメンテナンス方法

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カテゴリー
アウトドアの悩み
ジャンル
ダッチオーブンはアウトドア料理の必需アイテム
目的(解決できる悩み)
ダッチオーブンを使い始める前と使い終わった後に行う作業内容がわかるようになること
目次
1.ダッチオーブンの使い始めと使い終わった後にする作業
錆止めワックスの落とし方
調理に使った後のメンテナンスの方法
ダッチオーブンが錆びてしまった時の対処法

1.ダッチオーブンの使い始めと使い終わった後にする作業

蓋を開けた状態のダッチオーブン

ダッチオーブンは正しく使うことによって本来の性能が発揮できます。

一見丈夫そうに見えるダッチオーブンですが、次のように案外デリケートな部分があるので取り扱いには十分注意しましょう。

ダッチオーブンの取り扱い時の注意点

  • 落とすと割れたり脚が曲がります。
    特に脚はぶつけると曲がりやすいので気をつけること。
  • 空だきを長時間するとヒビが入ります。
    特にアルミ製のダッチオーブンは溶けるので気をつけること。
  • 鍋が熱いうちに冷水で冷やすとヒビが入ります。
    急激な温度変化に弱いので気をつけること。

その他では、ダッチオーブンの使い始めと使った後にも作業が必要になるので忘れずにしましょう。

ダッチオーブンを使い始める前にすること
主に鋳鉄製のダッチオーブンには、シーズニングといって新品の状態の鍋に塗られている錆止めワックスを落としてオリーブオイルに塗り替える作業が必要になります。
※オイルが初めから塗られていてそのまま使えるシーズニングが不要なタイプもあります。

ダッチオーブンを使い終わった後にすること
ダッチオーブンを使った後は汚れを落としてオリーブオイルを塗り込んでいくメンテナンスが必要になります。
※素材によってオイルを塗りこまなくていいものもあります。

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錆止めワックスの落とし方

新品のダッチオーブンを購入して一番初めに行う作業は、ダッチオーブンの表面に塗ってある錆止めワックスを剥がしてオイルを塗り込むこと(シーズニング)です。

新品のダッチオーブンには錆止めワックスが塗られているので、そのままの状態で調理すると食材にワックスの匂いがついて食べられません。必ず調理に使う前までに錆止めワックスを落とすようにしましょう。

新品のダッチオーブンに塗り込んである錆止めワックスを落とす方法ですが、台所洗剤や重層を使ってスポンジでよくこすって鍋と蓋全体に塗ってある錆止めワックスを落としていきます。
※金属たわしなどの硬い素材でこするとキズがつくので使わない方がいいです。

錆止めワックスを落とすことができたら、バーナーに鍋と蓋をかけて水分を乾かし、鍋が熱いうちにオリーブオイルなどの無塩油を鍋全体に塗ります。
※錆止めを剥がしたまま放置すると錆びるので、裏面や蓋も忘れずに無塩油を塗ってください。

鍋の熱が冷めてオイルが乾いたら、また鍋を熱してオイルを塗り込む作業を2~3回繰り返すとようやく使える準備が整います。少し面倒な作業ですが、錆止めワックスが塗ってある鍋では確実に行いましょう。

最近はオイルが初めから塗り込んであるタイプのダッチオーブンが販売されています。その場合は、使い始めのシーズニングは不要ですが、使った後のメンテナンスはしっかり行いましょう。

調理に使った後のメンテナンスの方法

調理でダッチオーブンを使ったら必ず使用後のメンテナンスを行ってください。

ダッチオーブンの材質によっては、洗剤を使って洗っていいタイプのもの、オイルを馴染ませなくてもいいタイプのものなどもあります。ダッチオーブンを購入した時に付いてきた説明書をよく読んで正しくメンテナンスしてください。

鋳鉄製のダッチオーブンのメンテナンスの手順

  1. 鍋の中に熱湯をいれて洗うか、汚れが取れない時は熱湯を入れたまま火にかけて煮てください。
    ※鍋には錆びないようにオリーブオイルが塗り込んであるので洗剤で洗わないこと。
    但し、汚れのこびり付きがひどくてなかなか落ちない時のみ重層や台所洗剤を使ってスポンジで洗ってください。
  2. 綺麗に洗って鍋の汚れが落ちたら乾燥させます。
    ※タオルなどで拭いて水気をとっても、火に掛けて乾燥させてもよい。
  3. 鍋の内側と外側にオリーブオイルなどの無塩油を塗って次のシーズンまで保管します。できれば、鍋を空だきして、鍋が熱いうちにもう一回オリーブオイルを塗るのがいいです。

なお、ダッチオーブンの保管場所は湿気がない場所が適しています。表面が錆止めワックスでコーティングされていないので、湿っぽい場所で保管すると水分ですぐに錆びてしまうので注意してください。

ダッチオーブンが錆びてしまった時の対処法

鋳鉄製のダッチオーブンはメンテナンスしないと必ず錆びるので、使った後は汚れを取りオイルを塗ってから保管することを徹底してください。
※鋳鉄製以外の素材では錆びないものもあります。

もし、錆びてしまったら次の錆落としの作業を行ってください。

ダッチオーブンの錆落としの手順

  1. ダッチオーブンを火に掛けて熱したら、料理で使う塩を入れてスポンジや新聞紙でこすってください。こすると徐々に錆が取れてきます。
  2. 錆が取れたことが確認できたら、水でよく洗った後に、オリーブオイルなどの無塩油を塗り、空だきしてオイルを乾燥させます。
  3. オイルを塗って空だきして乾燥させる作業を数回繰り返すと使える状態になります。

錆が発生しないようにするにはできるだけ乾燥している場所に保管しておくことです。

(記事作成日:2018年4月29日、最終更新日:2019‎年7‎月3‎日)

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