ダッチオーブンを購入する時は素材と大きさで選ぶ

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アウトドア料理の定番アイテム!ダッチオーブンの選び方

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カテゴリー
アウトドアの悩み
ジャンル
ダッチオーブンはアウトドア料理の必需アイテム
目的(解決できる悩み)
アウトドア料理を作る時に使うダッチオーブンの選び方がわかるようになること
目次
1.ダッチオーブンの基礎知識
ダッチオーブンって何ですか?
2.ダッチオーブンの選び方
素材の種類について
大きさについて
脚付きと脚なしの違いについて
おすすめのダッチオーブンのメーカー

1.ダッチオーブンの基礎知識

ダッチオーブンとは、焼く、煮る、蒸す、炊く料理が作れる金属製の万能鍋のことです。

ダッチオーブンをキャンプする時に持っていけば、食材の旨みを引きだした美味しい料理を作ることができます。

ダッチオーブンって何ですか?

ダッチオーブン

みなさんは、ダッチオーブンを使ったことはありますか?

ダッチオーブンは、アウトドアに慣れた人達が使っているイメージがありますが、実は1回も使ったことがない初心者の方でも簡単に使いこなすことができます。

では、ダッチオーブンとは何かというと鋳鉄製の鍋のことです。

この鍋を使えば、誰でもいろいろな料理を美味しく作れるようになるので、アウトドアでは万能鍋として人気があります。

ダッチオーブンでできる料理は、

ダッチオーブンの料理の基本

  • 焼く:オーブンのように美味しく肉が焼ける
  • 煮る:冷めにくい構造なのでコトコト煮込むのに最適
  • 蒸す:鍋は重たい蓋で密閉されているので食材の水分で蒸し上がる
  • 炊く:圧力効果でご飯がふっくら炊ける

などがこの鍋1つできるので、アウトドア料理では使用場面が非常に多いです。

この鍋で調理するのは一見難しそうに見えますが、初心者でも簡単に美味しい料理が作れるのでダッチオーブンで料理を作ることに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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2.ダッチオーブンの選び方

ダッチオーブンを初めて購入しようと考えている方は、

ダッチオーブンを選ぶ時のpoint

  • 素材
  • 大きさ
  • 本体の底に脚付きか脚なしか

をよく考えて、使用目的に合ったものを検討してください。

一般的に使われている鋳鉄製のダッチオーブンの特徴は、なんといっても重量感がある作りによって圧力なべの機能を持っていて、熱伝導率がいいので熱が均一に伝えることができることです。

蓋は密閉性が高まるように作られているので、蒸気が外に出ることができず加熱中は鍋の中の圧力が高くなり、圧力をかけて加熱でき、蓋をしなければ普通の鍋としても使え、蓋をすれば圧力なべとして働くので1台2役の鍋です。

また、は蓋の上にも置くことができるので上下から加熱することができ、食材を弱火で30分くらい調理するだけで美味しい料理ができます。
※炭でもバーナーでも対応しているので、炭を使わない時はバーナーでも使用可能です。

ダッチオーブンを購入する時に気をつけることは、蓋と本体の密閉具合は大丈夫か現物を見て確認してください。
※蓋の位置をいろいろ変えてもガタガタしているものは買わないようにすることです。

素材の種類について

ダッチオーブンは一般的に鋳鉄製が多いですが、最近では、鉄板をプレスしたもの、ステンレス、カーボンなどのタイプも販売されています。

素材によって、衝撃の強さ、錆びやすさ、熱伝導率などが異なるので、流行りに左右されず素材の特徴をよく理解してから目的に合ったものを選んでください。

また、初めからダッチオーブンにオイルが焼きついていてシーズニングが不要なタイプもあるので、購入後のメンテナンスのことも考えて選ぶと使い勝手がいいです。

鋳鉄製の特徴
一般的によく使われているタイプの鍋で、本体と蓋の両方に厚みがあるのでとても丈夫です。また、蓋もとても重いので、本体と密着して圧力鍋のように機能します。
熱伝導性はよく熱が均一に伝わっていき、火からおろしても保温性があるので食材が冷めにくいです。
使った後はメンテナンスが必要で、基本的に洗剤で洗うのは禁止です。オリーブオイルのような無塩油を塗って焼きつけていかないと錆びがでるのが難点です。しかし、鋳鉄製は価格が安いので初心者からベテランまで人気がある素材です。
黒皮鉄板製の特徴
ユニフレームといわれるタイプで、酸化被膜で鉄板の表面を覆ったダッチオーブンです。
1枚の鉄板から金属プレスをして作られているので、鋳鉄製のダッチオーブンよりも頑丈で、また、鋳鉄製と同じように熱伝導性はよいのが特徴です。
メンテナンスをする時は、洗剤で洗えて油を塗るだけの簡単作業で終わるので、ズボラな方や初めてダッチオーブンを購入する方におすすめです。
ステンレス製の特徴
ステンレスで作られているので、錆びない、丈夫、軽いということが特徴です。
鋳鉄製のように油を塗って錆びないようにする作業も必要ありません。家庭で使っている普通の鍋となんら変わらないメンテナンス性なので扱いやすさは抜群です。アウトドアでも家の台所のコンロでも使うことができます。
鋳鉄製、黒皮鉄板製よりも価格が高いのが難点です。
カーボン製の特徴
遠赤外線を効率よく利用するならカーボンで作られている鍋を選びましょう。カーボン製の鍋は食材の旨みとコクが増して料理が美味しくなると評判です。
アウトドアでも家の台所のコンロでも使うことができるので、ご飯を炊いたり肉料理をしたり、いろいろな料理に使えます。
鋳鉄製のように油を塗って錆びないようにする作業も必要ありません。家庭で使っている普通の鍋となんら変わらないメンテナンス性なので扱いやすさは抜群です。
但し、他の素材よりも熱に弱く割れやすいので注意して使ってください。

大きさについて

ダッチオーブンは、次のように主に3種類のサイズがあります。

ダッチオーブンのサイズ

  • 12インチ:直径約30cm、重さ約10kg
  • 10インチ:直径約25cm、重さ約6kg
  • 8インチ:直径約20cm、重さ約4kg

一般的には、4~5人分の料理で12インチ又は10インチのサイズがよく使われます。

最近では、スキレットといって、フライパンのように手で握る取っ手が付いているタイプも人気があります。普通のダッチオーブンよりも深さがなく脚もないのでバーナーでちょっとした料理を作る時に手軽に使えて便利です。

その他では、直径10cmくらいの小さなダッチオーブンが注目を集めています。普通のダッチオーブンを小さくしただけなので脚がついていて炭の上で使え、蓋の上に炭を載せて使うこともできます。

小型のダッチオーブンのいいところは、主に1人用のサイズなので料理を作ったら小皿に盛らずに、鍋のまま熱々の状態で食べられることです。

また、少ない分量で料理を1品ずつ作りたい時、自宅のガスコンロでも使いたい時にも役に立ち使い道は多々あります。小型のダッチオーブンは人数分用意しましょう。

脚付きと脚なしの違いについて

ダッチオーブンには鍋の底面の端の部分に脚が3つ付いているタイプと脚が全く付いていなくてフラットになっているタイプがあります。

脚がある無しの使い分けですが、炭の上に置く時は脚があるタイプの方がデコボコした場所で姿勢が安定し、バーナーの上に置く時は脚があると邪魔なので脚がないタイプの方が使いやすいです。

このように、ダッチオーブンは、炭の上に置くかバーナーの上に置くかで脚のありなしを考えて購入しましょう。

脚がないタイプでは、アウトドアでも使えるし、家庭のガスコンロでも使えるので、自宅でも使いたいと考えている方は脚なしがおすすめです。ダッチオーブンは使用用途を考えて選ぶと利用できる幅が広がります。

おすすめのダッチオーブンのメーカー

ダッチオーブンはいろいろなメーカーから販売されていますが、私がおすすめするダッチオーブンは黒皮鉄板で作られているユニフレームというメーカーのダッチオーブンです。

おすすめ商品おすすめのダッチオーブン

商品名:ユニフレーム UNIFLAME ダッチオーブン 10インチ スーパーディープ

ユニフレームのダッチオーブンの特徴は、黒皮鉄板で作られているので急激な温度変化に強くとても丈夫なことです。

また、黒皮鉄板の特性で錆は発生しにくいので使用後のメンテナンスもしやすくズボラな方や初心者の方におすすめです。

ユニフレームのダッチオーブンのサイズは、8インチ、10インチ、12インチの3種類ありますので、使用目的に応じてサイズを選んでください。
※限定生産で6インチのサイズも売っています。

(記事作成日:2016年10月20日、最終更新日:2019‎年9‎月28‎日)

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