日帰り・宿泊の山歩きで用意するアイテム
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- 初心者の山歩き入門
- 目的(解決できる悩み)
- 日帰りの山歩きや山小屋泊・キャンプ泊の山歩きで用意するアイテムがわかるようになること
- 目次
- 1.山歩きに行く時に用意するアイテム
- 日帰りの山歩きで用意するアイテム
- 山小屋泊の山歩きで用意するアイテム
- キャンプ泊の山歩きで用意するアイテム
1.山歩きに行く時に用意するアイテム
初めて山歩きに行く時は何を持っていったらいいのかわかりませんよね。
山歩きをする時に必ず用意しなければいけない道具は、荷物を入れるバックパック、未塗装の道を歩くトレッキングシューズ、雨が降った時に着用するレインウェアです。
また、山歩きは手ぶらで行くわけにはいかないので山歩きに必要となるアイテム(地図、食べ物、1日当たり水1L、スマホ、健康保険証など)は必ずバックパックに入れて持って行きましょう。
日帰りの山歩きと山小屋やキャンプ地で宿泊を伴った山歩きではバックパックに積み込む荷物の量は変わってきます。
ここでは、日帰りの山歩き、山小屋で泊まる時の山歩き、キャンプ地で泊まる時の山歩きで用意するアイテムを紹介します。
日帰りの山歩きで用意するアイテム
日帰りの山歩きをする場合は、バックパック、トレッキングシューズ、レインウェア、服、食料、小物を用意してください。
各アイテムは家にあるもので代用できるものは代用してください。新しく購入する場合は下記を参考にしてアウトドア用の商品を選ぶと快適に山歩きができます。
- 必ず用意するもの
- バックパック(30Lくらいの容量のもの)
- トレッキングシューズ(自分の足のサイズにフィットするもの)
- レインウェア(防水透湿素材のもの)
山の天気は変わりやすく突然雨が降ってくることがあるので、出発時は晴れていてもレインウェアは必ず持って行ってください。
- 夏の服装
- アンダーウェア(速乾性素材で半袖のベースレイヤー)
- ミッドウェア(日焼が気になるようでしたら用意)
- ズボン(ショートパンツ+タイツ、ハーフパンツ、ロングパンツ。好みに応じて選んでください。)
- 靴下(厚手のもの)
- 帽子(速乾性のもの)
- 春・秋・冬の服装
- アンダーウェア(ウール素材で半袖又は長袖のベースレイヤー)
- ミッドウェア(ウール素材で長袖のミッドレイヤー)
- アウターウェア(ダウンジャケットなど)
- ズボン(ロングパンツ)
- 靴下(厚手のもの)
- 帽子(速乾性の化学繊維又はウール)
山歩きの服装は季節に応じて変えることが基本です。夏は速乾性の素材で作られたもの、春・秋・冬は保温性の素材で作られたものがおすすめです。
また、場合によっては着替えを持って行って山から下山した後に温泉に入ってリフレッシュして乾いた服に着替えると快適に帰宅できます。
- 食料
- 昼食(おにぎりなど)
- 行動食(カロリーメイト、柿の種、ナッツ、飴など)
- 飲料水(スポーツドリンク、お茶、水などを1L以上)
日帰りの山歩きといえども体を動かせばお腹がすきますし喉が渇きますので、食料と飲料水は忘れずに持って行ってください。
- 小物
- ストック(足の負担を減らす道具です。必要な方は用意してください)
- 地図
- 方位磁針
- 携帯電話・スマホ
- 充電器
- 懐中電灯
- ファーストエイドセット(消毒液や絆創膏など)
- ツェルト(緊急用の簡易テント)
- 緊急用ホイッスル
- 健康保険証
- 日焼け止め
- 汗ふき用のタオル
- ゴミ袋
- ティッシュペーパー
- デジカメ
- 折りたたみ傘(雨の日は登山口から自宅まで使う為)
小物類は一例ですので、必要に応じて各人で使うものを用意してください。
山小屋泊の山歩きで用意するアイテム
山の頂上、分かれ道、登山口近くなどの要所となる地点には山小屋が建てられていることが多いです。
※利用料金は1泊5000~10000円くらいです。
山小屋で宿泊を伴った山歩きをする場合は、上記で紹介した日帰りの山歩きで用意するアイテムを基本の持ち物とすれば大丈夫ですが、その他のものに変更したり新たに追加するアイテムとしては次のようなものがあります。
- 変更するアイテム
- バックパック(容量が30Lでは小さい時は45Lくらいを用意してください)
- 追加するアイテム
- 洗面用具(歯ブラシなど)
- 着替え(宿泊する日数分)
山歩きで心配なことといえば、朝、昼、夜の食事だと思います。山小屋で食事は出してもらえるのかというと予約をすれば食べることができます。昼食も必要ならば予約して朝出発する時に受け取ることができますし、売店があればカップラーメンなどの軽食が売っていますので食事のことで心配しなくても大丈夫です。
キャンプ泊の山歩きで用意するアイテム
キャンプ地(テント場)は、山小屋の隣に併設されていることが多いです。
※利用料金は1泊500円くらいです。
キャンプ地で宿泊を伴った山歩きをする場合は、上記で紹介した日帰りの山歩きで用意するアイテムを基本の持ち物とすれば大丈夫ですが、その他のものに変更したり新たに追加するアイテムとしては次のようなものがあります。
- 変更するアイテム
- バックパック(キャンプ道具が入らないので容量が60Lくらいを用意してください)
- 追加するアイテム
- 洗面用具(歯ブラシなど)
- 着替え・食材・水(テント泊する日数分)
- 就寝道具(テント、寝袋、マットなど)
- 自炊道具(コッヘル、バーナー、燃料、ハシ、スプーン、缶切り、マグカップなど)
自炊するとどうしても水が必要になります。飲料水は標高が高くなると有料(500mlで300~500円)で販売されていることが普通です。費用を節約したい方は、トレッキングコース中にある給水ポイントでくむか、スーパーで安売りしているペットボトルのミネラルウォーターをバックパックに積め込んで持って行ってください。
(記事作成日:2018年8月11日、最終更新日:2019年7月10日)