ペーパードリッパーで作るコーヒーの美味しい淹れ方
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- コーヒーの種類・焙煎度・挽き方・選び方・淹れ方の基礎知識
- 目的(解決できる悩み)
- 自分でコーヒー(ホットコーヒー、カフェオレ、アイスコーヒー)を美味しく淹れれるようになること
- 目次
- 1.ペーパードリップコーヒーの美味しい淹れ方の基礎知識
- ホットコーヒーの淹れ方
- カフェオレの淹れ方
- アイスコーヒーの淹れ方
1.ペーパードリップコーヒーの美味しい淹れ方の基礎知識
コーヒーを淹れる器具はいろいろありますが、ここではペーパードリッパーを使って、ホットコーヒー、カフェオレ、アイスコーヒーの3種類の淹れ方を紹介します。
なお、コーヒーの選び方は、自分好みのコーヒーの選び方と美味しいコーヒー豆の紹介を参考にして選んでください。
ホットコーヒーの淹れ方
家庭でも美味しくコーヒーを淹れたいとお考えの方は、ペーパー式のドリップコーヒーを淹れる器具を使えば、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができます。
ペーパードリップコーヒーは特殊な器具は必要なく、ドリッパー、ペーパーフィルター、サーバーの3点があればいいのでとても手軽な方法です。
コーヒー豆の特徴については、コーヒー豆の品質と種類の基礎知識を参考にしてください。
手順1.
サーバーの上にドリッパーを置き、ドリッパーの中にペーパーフィルターをセットします。
ペーパーフィルターは濡らさずに乾いた状態でセットしてください。
- ペーパードリップでホットコーヒーを美味しく淹れる目安
- コーヒー粉の量:1杯分10g、2杯分18g
- 焙煎度(ロースト):お好みで選んでください。深煎りは苦味があり、浅煎りは酸味があります。
ペーパーフィルターをドリッパーにセットする際は、ドリッパーとペーパーフィルターを密着させる為に圧着されている箇所を折り曲げてからドリッパーにセットしてください。
手順2.
ドリッパーへコーヒー粉を入れます。コーヒー粉を入れた後は平らに整えてください。
手順3.
やかんや電気ケトルで90~95℃くらいに沸かしたお湯を中心から円を描くようにコーヒー粉に注いでコーヒー成分を抽出します。ホットコーヒーを淹れる時に使う水は、水道水や日本のミネラルウォーターのような軟水が適しています。
ドリッパーがいっぱいになったらお湯を注ぐのを止めて、粉の中心がへこんできたら円を描くように注いでいくを繰り返していきます。
※抽出作業をする時は、お湯を直接ペーパーフィルターへかけないでください。
- 抽出に使うお湯の量の目安
- 1杯分:約120~150cc
- 2杯分:約240~300cc
抽出する際に気をつけることは、抽出時間が長いと味は濃く、短いと薄くなりますので、お好みで抽出時間を調整することです。
また、お湯の温度が低いと酸味が強く、お湯の温度が高いと苦味が強くなる傾向があります。湯温が高いと成分の抽出がよくできるので時間を短くしたり、好みでお湯の温度を変えてください。
あまりにも低いお湯を使うとコーヒー成分の抽出ができませんので気をつけてください。
なお、焙煎したてのコーヒー豆を使う時は、一般的には80~85℃のお湯を使って抽出することが適しています。
手順4.
コーヒーカップにコーヒーを注いで、お好みで砂糖やミルクで味を調整して完成です。
ホットコーヒーに使う砂糖は、素早く溶けるグラニュー糖や角砂糖、ゆっくり溶けるコーヒーシュガーが適しています。
砂糖やミルクを入れたくない方はペーパードリップコーヒーはブラックでも美味しく頂くことができます。
カフェオレの淹れ方
カフェオレは牛乳のまろやかさとコクがコーヒーを飲みやすくしてくれるので若い世代に人気があります。
カフェオレをおいしくいれるコツは、牛乳を入れることにより味が薄くなるので深煎りのコーヒー豆を使うのがポイントです。
手順1.
サーバーの上にドリッパーを置き、ドリッパーの中にペーパーフィルターをセットします。
※ペーパーフィルターは濡らさずに乾いた状態でセットしてください。
- ペーパードリップでカフェオレを美味しく淹れる目安
- コーヒー粉の量:1杯分10g
- 焙煎度(ロースト):中深煎り~深煎り(苦味、酸味のバランスが良いコーヒー豆)
ペーパーフィルターをドリッパーにセットする際は、ドリッパーとペーパーフィルターを密着させる為に圧着されている箇所を折り曲げてからドリッパーにセットしてください。
手順2.
ドリッパーへコーヒー粉を入れます。コーヒー粉を入れた後は平らに整えてください。
手順3.
やかんや電気ケトルで90~95℃くらいに沸かしたお湯を中心から円を描くようにコーヒー粉に注いでコーヒー成分を抽出します。カフェオレを淹れる時に使う水は、水道水や日本のミネラルウォーターのような軟水が適しています。
ドリッパーがいっぱいになったらお湯を注ぐのを止めて、粉の中心がへこんできたら円を描くように注いでいくを繰り返していきます。
※抽出作業をする時は、お湯を直接ペーパーフィルターへかけないでください。
- 抽出に使うお湯の量の目安
- 1杯分:約120~150cc
- 2杯分:約240~300cc
抽出する際に気をつけることは、抽出時間が長いと味は濃く、短いと薄くなりますので、お好みで抽出時間を調整することです。
また、お湯の温度が低いと酸味が強く、お湯の温度が高いと苦味が強くなる傾向があります。湯温が高いと成分の抽出がよくできるので時間を短くしたり、好みでお湯の温度を変えてください。
※あまりにも低いお湯を使うとコーヒー成分の抽出ができませんので気をつけてください。
なお、焙煎してあまり日数が経っていないコーヒー豆は、82~83℃の低めお湯での抽出が適しています。
手順4.
コーヒーカップにコーヒーを入れてから牛乳を入れて完成です。牛乳の量はお好みで調整してください。
牛乳を入れる時の目安としては、カフェオレ1杯分にはコーヒーと同じ量の牛乳を入れることが普通です。
例:コーヒーカップにコーヒーを100cc入れたら牛乳も100cc入れます。
アイスコーヒーの淹れ方
夏はアイスコーヒーがおいしい季節ですよね。コーヒーを冷やす為に氷を使うので味が薄くならないように濃い目にコーヒーを抽出するのが美味しく作るポイントです。
また、冷やすと酸味が強まるのでフレンチローストなどの苦めの煎り具合のコーヒー豆がおすすめです。
手順1.
サーバーの上にドリッパーを置き、ドリッパーの中にペーパーフィルターをセットします。
※ペーパーフィルターは濡らさずに乾いた状態でセットしてください。
- ペーパードリップでアイスコーヒーを美味しく淹れる目安
- コーヒー粉の量:1杯分10~12g
- ロースト:中深煎り~深煎り(苦味が強く、酸味が弱い豆)
ペーパーフィルターをドリッパーにセットする際は、ドリッパーとペーパーフィルターを密着させる為に圧着されている箇所を折り曲げてからドリッパーにセットしてください。
手順2.
ドリッパーへコーヒー粉を入れます。コーヒー粉を入れた後は平らに整えてください。
手順3.
やかんや電気ケトルで90~95℃くらいに沸かしたお湯を中心から円を描くようにコーヒー粉に注いでコーヒー成分を抽出します。アイスコーヒーを淹れる時に使う水は、水道水や日本のミネラルウォーターのような軟水が適しています。
ドリッパーがいっぱいになったらお湯を注ぐのを止めて、粉の中心がへこんできたら円を描くように注いでいくを繰り返していきます。
※抽出作業をする時は、お湯を直接ペーパーフィルターへかけないでください。
- 抽出に使うお湯の量の目安
- 1杯分:約120~150cc
- 2杯分:約240~300cc
抽出する際に気をつけることは、抽出時間が長いと味は濃く、短いと薄くなりますので、お好みで抽出時間を調整することです。
また、お湯の温度が低いと酸味が強く、お湯の温度が高いと苦味が強くなる傾向があります。湯温が高いと成分の抽出がよくできるので時間を短くしたり、好みでお湯の温度を変えてください。
※あまりにも低いお湯を使うとコーヒー成分の抽出ができませんので気をつけてください。
なお、焙煎してあまり日数が経っていないコーヒー豆は、82~83℃の低めお湯での抽出が適しています。
手順4.
グラスいっぱいに氷を入れてからコーヒーをグラスに注いだら完成です。お好みで砂糖やミルクを加えてください。
冷たいと砂糖はなかなか溶けないので、アイスコーヒーに使う砂糖はガムシロップが適しています。
(記事作成日:2016年5月6日、最終更新日:2021年12月5日)