自分に適した引越し方法の選び方と引っ越し業者の探し方

引越し方法の種類と選び方

自分に適した引越し方法を考えてみよう

今まで住んでいた部屋から新しい部屋へ引っ越すことが決まった時は気持ちがわくわくしますね。

引越し先が決まれば、新居の入居日に間に合うように引越し作業を始めましょう。

新居で使う電化製品、家具、衣類などを現地で揃える方は、スーツケース１つで引っ越すことはできますが、旧居で使っていた荷物を新居へそのまま運ぶ場合はどのような引越し方法を使って引越しを行った方が自分には適しているのか悩みますよね。

特に、引越しが初めてという方は何をどう段取りすればいいのかわからないと思いますが、利用する引越し業者の種類や引越す方法の違いで引越しに掛かる費用が異なることを覚えておいてください。

引っ越しする時の荷物を運ぶ方法といえば、引越し専門業者に依頼するのが普通ですが、

• 新居までの距離
• 荷物の量
• 予算
• 運搬時の荷物の補償

を考慮して引越し方法を選ぶといいです。

新居までの距離に関係なく荷物が多い場合は、荷物の運搬時に破損することも十分考えられるので荷物の補償をしてもらえる引越し専門業者を使う方法が適しています。

また、新居までの距離に関係なく荷物が少ない場合は単身パック、新居までの距離が短く荷物が少ない場合は自分で運んだり赤帽に頼む方法が引越し費用を安く抑えることができ効率的です。

引っ越しする時はいろいろな方法があるので、引っ越し業者に依頼した方がいいのか自分で荷物を運んだ方がいいのかよく考えましょう。

引越し業者へ依頼する方法

引越し先までの距離が遠く荷物が多すぎて自分達では運ぶ事ができない時は引越し専門業者に依頼した方が安心です。

引越し専門業者は大手から中小企業まで様々あり、引越し時のサービス内容はホームページを見ればわかりますが、引越し料金はホームページには載っていないので見積もりを出してもらわないとわかりません。

引越し専門業者では、エアコンの取り外しや取り付けサービス、不用品の買い取りサービスも行っているので、初めて引越しをするという人でも楽にできます。但し、引越し専門業者に依頼すると引越しはスムーズに完了できますが引越し料金は高いです。

また、荷物の運搬時に荷物が破損したなどのトラブルが生じることに不安がある方は、引越し料金が高くても大手の引越し専門業者に依頼した方がいいでしょう。

少しでも引越し料金を安くしたい時は、３月と４月を除いた平日の午後便または日にちのみ決めて時間指定できないフリー便を選ぶといいです。
※引越し料金は、土曜、日曜、祝日は割高となります。

引越し業者といえば、引っ越し専門業者を思い浮かべると思いますが、赤帽のような軽貨物運送業者でも引っ越し作業を扱っていることをご存じですか。

赤帽では、荷物の量、移動距離、時間によって引越し料金が異なります。近距離の引越しで荷物が少ないなら引越し料金は安いので赤帽を利用するのも１つの方法です。

単身パックで荷物を運搬してもらう方法

単身パックとは、車輪がついた荷物運搬用の専用ボックスの中に収めた荷物を送り先の住所まで運搬してもらえるサービスのことです。

専用ボックスには、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、布団、段ボール箱１０個くらい入る大きさなので、１人暮らしをしていた学生さんが就職の為に新居へ引越したり、社会人の方が転勤するので荷物を転勤先へ送りたい場合に利用するのが適しています。

例えば、単身パックで有名なサービスといえば、ヤマト運輸の単身引越サービスがあります。

ヤマト運輸の単身引越サービスでは、距離、申込時期、申込方法、休日か平日かなどの条件の違いで料金は異なり、専用ボックス１台を同じ地域に配送する場合では料金は２万円くらいですが、その料金から条件によって割引が適用される仕組みです。

単身パックは、ヤマト運輸などの運送業者の他には、引っ越し専門業者でも取り扱っているので、興味がある方は運送業者と引越し専門業者の両方から見積もりを出してもらうのがいいでしょう。

自分で荷物を運ぶ方法

引っ越し業者に依頼しなくても自分で運べそうな荷物の量ならわざわざ引っ越し業者を使う必要はありません。

自分で引越しをする時は、自分の車、親の車、友達の車、レンタカーなどを使って荷物を運ぶことになります。
※１人では不安という人は、家族や友達に手伝ってもらうのがいいでしょう。

新居に持って行く荷物が少なく旧居から新居までの距離が近いという時は、自分で荷物を運んだ方が引越し費用は安上がりですし、時間を気にして荷物を搬出・搬入する必要はないので気楽に行えます。

近場への引越しで何往復もしなくてはいけないという状況でも、引越し業者に頼むよりも自分で運んだ方が引っ越し費用は安く抑えられるというメリットがあるので、引越しに掛ける予算が少ない方は自分で運んでみてください。

引越し時に出てくる不用品はどうすればいいの？

引越し時に部屋の片付けをしていると不用品がたくさん出てきますね。

不用品は、リサイクルショップに持ち込んで売ったり、ネットオークションで売ることもできますが、不用品があまりにも多い時は不用品回収業者に依頼して引き取ってもらう方法が手っ取り早く処分できます。

引越し先に持って行く荷物が減れば引越し費用は安くできるので、いらない荷物は旧居で処分するようにしましょう。

引越し業者の探し方と見積もり時の注意事項

インターネットで見積もりを取るのが便利

引越しをすると決めたら、引越し料金や各種サービスは各引っ越し業者によって異なるので、１社だけで見積もりを取るのではなく数社へ見積もりを依頼して引越し料金とサービスを比較してから決めてください。

引越しを１回経験されている方は、引越しする時に必要な費用はわかると思いますが、初めて引越しをするという方は引っ越し費用の相場がわからないと思うので、一括見積もりサイトを使って見積もりを依頼すれば手間が掛からず数社から見積もりをもらえるので大変便利です。

インターネットを使って見積もりをする時は、

• 旧居と新居の所在地
• 運搬する荷物の種類
• 引越しする希望時期
• メールアドレス

などのデータの入力が必要です。

引越し業者によっては、メールで大体の見積もり金額をもらうこともできますし、家に訪問して訪問見積もりをしないと見積もりができないこともあります。正確な料金を知りたい時は訪問見積もりをしてもらいましょう。

見積もりをすれば、自分に適した引越し業者が見つかりますし、見積もり自体は無料なので利用してみてください。

訪問見積もり時に確認することとキャンセル料について

引っ越し業者に訪問見積もりをしてもらうと正確な見積もり料金を知ることができますが、引越し料金の他には次のことも一緒に確認してください。

• 自分で荷物を梱包する範囲
• 運搬してもらえる荷物
• 運搬中に荷物が壊れた時の補償
• 追加料金は発生しないか

なども確認して納得してから契約してください。

引越し料金は引越しする日の当日に現金で支払うことになります。
※カードでの支払いに対応している引越し業者もあるので訪問見積時に確認してください。

また、契約しても後日気が変わることもあるので、キャンセル方法とキャンセル料についても確認しておきましょう。

国土交通省が定めた標準引越運送約款では、引越し日の当日キャンセルでは運賃の２０％以内、前日キャンセルでは運賃の１０％以内のキャンセル料がかかることになっていますが、訪問見積もり時に引越し業者に確認しておいた方がいいです。