ポータブルオーディオプレーヤーとPCでハイレゾの楽しみ方
- カテゴリー
- PC・家電の悩み
- ジャンル
- CDよりも高音質なハイレゾの基礎知識
- 目的(解決できる悩み)
- ポータブルオーディオプレーヤーとPCでハイレゾの音楽を聴くことができるようになること
- 目次
- 1.ポータブルオーディオプレーヤーの基礎知識
- ハイレゾ音源を楽しむポータブルオーディオプレーヤーの選び方
- ハイレゾ音源が購入できる配信サイト
- 2.ポータブルオーディオプレーヤーでハイレゾを楽しむ方法
- ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子を使う場合
- ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子から外付けのアンプを使う場合
- ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子を使わない場合
- 3.パソコンでハイレゾを楽しむ方法
- ウインドウズをハイレゾにする場合
- マックをハイレゾにする場合
1.ポータブルオーディオプレーヤーの基礎知識
ポータブルオーディオプレーヤーとは、ソニーのウォークマンやアップルのiPodのような小型の音楽再生機器のことです。
ハイレゾ音楽を聴いたことがない方でもポータブルオーディオプレーヤーを使えば手軽にハイレゾを楽しむことができます。
ハイレゾ音源を楽しむポータブルオーディオプレーヤーの選び方
手軽にハイレゾの音楽を楽しむには、ウォークマンやiPod(iOS搭載)などのポータブルオーディオプレーヤーがおすすめです。
ソニーのウォークマンはハイレゾに対応している機種がありますので、ヘッドホン端子からハイレゾが聴けますが、アップルのiPodはハイレゾに対応していませんのでヘッドホン端子からハイレゾは聴けません。
しかし、iPodの場合はLightning端子やDock端子からデジタル信号を外付けのDAC内蔵アンプに送ればハイレゾで聴くことができます。
また、ソニーのウォークマンでもWM-PORTを使えば外付けのDAC内蔵アンプで高音質の音楽を楽しむことができます。
但し、外付けのDAC内蔵アンプがウォークマンやiPodに対応していることが必要です。
DAC(デジタルアナログコンバーター)とはデジタル信号をアナログ信号へ変換する機器のこと、アンプとはアナログ信号を増幅させるパワーアンプのことです。
おすすめのポータブルオーディオプレーヤー1
商品名:ソニー SONY ウォークマン Aシリーズ 16GB NW-A55HN
A50シリーズはハイレゾ再生に対応しています。低音が少し弱いですが、クリアな音質です。
- サンプリング周波数:最大192kHz
- 量子化ビット数:最大24bit
- ファイル形式:WAV、AIFF、FLAC、ALACなど
おすすめのポータブルオーディオプレーヤー2
商品名:アップル Apple iPod touch 32GB 第7世代
内蔵DACではハイレゾ再生に対応していません。低音が少し弱いですが、普通に良い音質です。
- 周波数特性:20~20kHz
- ファイル形式:WAV、AIFF、ALACなど
※外付けでDACを付ければハイレゾは聴けれます。
ハイレゾ音源が購入できる配信サイト
ハイレゾを聴くにはハイレゾで音声データが保存されているファイルをショップから購入する必要があります。
今ではいろいろなハイレゾサイトがありますが、特に人気がある配信サイトを紹介します。
e-onkyo music
オンキョーパイオニアイノベーションズが配信しています。
いろいろなジャンルの曲を揃えています。
mora
ソニーミュージックグループのレーベルゲートが配信しています。
いろいろなジャンルの曲を揃えています。
レコチョク
ビクターエンタテインメントが配信していたVICTOR STUDIO HD-Musicの曲があります。CD時代の曲をハイレゾ化した曲が多数あります。
OTOTOY
オトトイが配信しています。
インディーズレーベルを探している方におすすめです。
2.ポータブルオーディオプレーヤーでハイレゾを楽しむ方法
ポータブルオーディオプレーヤーを使えば手軽に高音質な音楽を楽しむことができます。
ポータブルオーディオプレーヤーに接続する機器としては、DACを外付けにしたり、イヤホンやヘッドホンを高音質のものに変えると音の楽しみ方が増えます。
接続方法をいろいろ試してみて自分が好きな音質を探してみてください。
ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子を使う場合
説明:ポータブルオーディオプレーヤーに内蔵してあるDACとアンプを使ってヘッドホン端子からアナログ信号を出力し、イヤホン、ヘッドホン、スピーカーから音を出します。
ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子から外付けのアンプを使う場合
説明:ポータブルオーディオプレーヤーに内蔵してあるDACとアンプを使ってヘッドホン端子からアナログ信号を出力し、その後にアンプを使って信号を増幅して、イヤホン、ヘッドホン、スピーカーから音を出します。
ポータブルオーディオプレーヤーのヘッドホン端子を使わない場合
説明:ポータブルオーディオプレーヤーのデジタル出力端子(ウォークマンではWM-PORT、iPodではLightning端子やDock端子)からデジタル信号を出力し、外部のDAC内蔵アンプへ信号を送ります。
DAC内蔵アンプではデジタル信号をアナログ信号へ変換した後、信号を増幅してイヤホン、ヘッドホン、スピーカーから音を出します。
この場合は、ポータブルオーディオプレーヤーに内蔵してあるDACとアンプは使いません。
ポータブルオーディオプレーヤーのアナログ出力とデジタル出力を簡単に説明すると、アナログ出力とはヘッドホン端子から出力される信号、デジタル出力とはウォークマンではWM-PORT、iPodではLightning端子やDock端子から出力される信号のことです。
3.パソコンでハイレゾを楽しむ方法
ポータブルオーディオプレーヤーではなくパソコンでハイレゾ音源を再生するには、ハイレゾで保存されているファイルを再生する為のソフトを入手する必要になります。
再生ソフトはいろいろありますが、ウインドウズではfoobar2000、マックではiTunesが人気があります。
ハイレゾ音源は、主にファイル形式がFLACかALACで配信している場合が多いので、どちらかに対応しているソフトをインストールしてください。
e-onkyo musicやmoraが提供しているハイレゾ再生ソフトを使っても再生できます。
ウインドウズをハイレゾにする場合
- 利用料金:無料
- 対応ファイル形式:WAV、AIFF、FLAC、ALACなど
foobar2000をインストールした後にFLACのエンコーダーをダウンロードしてインストールしてください。
foobar2000以外でもたくさんの再生ソフトはあります。
Windows Media Player 12で再生させようと考えている方は、FLAC形式には対応していないので、FLAC形式を再生するコーデックのインストールが必要です。
マックをハイレゾにする場合
- 利用料金:無料
- 対応ファイル形式:WAV、AIFF、ALACなど
FLAC形式には対応していないので、ファイル変換ソフトを使ってFLACからALACに変換してください。
マックで人気があるファイル変換ソフト
X Lossless Decoder
(記事作成日:2016年5月31日、最終更新日:2021年10月16日)