車のボディーの正しい洗車方法
- カテゴリー
- 自動車の悩み
- ジャンル
- 洗車の基礎知識
- 目的(解決できる悩み)
- 泥やほこりなどで汚れた車のボディーをカーシャンプーを使って洗車できるようになること
- 目次
- 1.車のボディーの洗車方法の基礎知識
- 汚れたボディーを綺麗にするには
- 車のボディーを綺麗にする時に使う洗車用品
- 2.車のボディーの洗車方法
- カーシャンプーで洗車する時に用意するもの
- カーシャンプーをバケツの中で泡立てます
- ボディーに水を掛けます
- 屋根から洗っていきます
- カーシャンプーの泡を洗い流します
1.車のボディーの洗車方法の基礎知識
車の洗車の基本はカーシャンプーの泡で汚れを包みこんで落とすことです。
カーシャンプーの泡で砂・泥・ほこりなどの汚れを落とせば車のボディーにキズはつきません。
カーシャンプーで落とせなかったくすみは、ネンドクリーナー、コンパウンド入りのワックスやコーティング剤を使って取っていきます。
汚れたボディーを綺麗にするには
車のボディーは、洗車してから3カ月程経過すると、砂、泥、ほこり、鳥のフン、虫の死骸、水アカなどが付着して汚れてきますよね。
特に鳥のフンや虫の死骸がボディーにこびりついていると塗装面を傷めることがあるので注意が必要です。
車のボデイーが汚れるたびにカーシャンプーを使って洗車して綺麗にするという作業を繰り返し行いますが、みなさんは正しい方法で洗車できているでしょうか。カーシャンプーで洗車したのにボディーがくすんでいて光沢がないと悩んでいる方いますよね。
車のボディーを綺麗にする手順は、
洗車の手順
- カーシャンプーで洗車してボディーの汚れを落とす
- ネンドでボディー表面の鉄粉を除去する
- ワックスやコーティング剤で膜を作りボディーを保護する
という3工程の流れが基本になります。
比較的新しい車は、カーシャンプーで洗車するだけで綺麗なボディーに戻せますが、古い車になると塗装面が経年劣化してくすんでいるのでカーシャンプーで洗車した後にザラザラしている塗装面をネンドでつるつるにした後に、さらにワックスやコーティング剤でツヤ・光沢を出して仕上げるのがボディーの正しい保護方法です。
また、新しい車でもカーシャンプーでボディーの汚れを除去したら、ワックスやコーティングをしてボディーに汚れが付着しにくくすると長期間綺麗な塗装面の状態を保てるようになります。
綺麗なツヤや光沢があるボディーを甦らせたいと考えている方は、ぜひ、カーシャンプーで洗車した後に、ワックス・コーティング剤を使いこなしてみてください。
車のボディーを綺麗にする時に使う洗車用品
車を洗車する時は、ボディーをどこまで綺麗にするかによって準備する洗車用品が異なってきます。
車のボディーに付着した砂・泥・ほこりなどの汚れを洗い落とす一般的な洗車をする時は、カーシャンプー、スポンジ、バケツ、タオルを用意してください。
洗車時に用意するもの
- カーシャンプー:コンパウンド(研磨剤)が含まれていないものがおすすめ
- スポンジ:柔らかい層と硬い層の2層構造になっているのがおすすめ
- バケツ:100円ショップのものでOK
- 水滴を拭き取るタオル:普段の生活で使っていた使い古したものでOK
カーシャンプーで洗車した後にボディーの塗装面を触ってみて、塗装面がザラザラしていてくすんでいて気持ち悪い時はさらにネンドを用意して鉄粉を除去してください。
鉄粉を除去する時に用意するもの
- ネンド:塗装面に突き刺さっている鉄粉を除去する時に使います
カーシャンプーで洗車した後やネンドで鉄粉を除去したらそれで終わりでなく、ワックス・コーティング剤を用意してボディーの塗装面を保護してから洗車作業を終了させます。
ボディーを保護する時に用意するもの
- ワックス・コーティング剤:塗装面を整えたり保護する目的で使います。くすみがひどい場合はコンパウンド(研磨剤)入りがおすすめです。
なお、背が高い車を洗車する場合は、屋根の上に手が届かないので脚立を用意すると作業しやすくなります。
2.車のボディーの洗車方法
車のボディーに付着した汚れを落とす時は、ボディーに水を掛けてからカーシャンプーを泡立てた泡で落としていきます。
夏に洗車する場合は曇りの日に行うと泡が乾きにくいので洗いやすいと思います。
カーシャンプーで洗車する時に用意するもの
カーシャンプーで車を洗車する時は、
洗車する時に用意するもの
- カーシャンプー
- スポンジ
- バケツ
を用意しましょう。
※洗車後のボディーに残っている水滴を拭き取る為のマイクロファイバータオルも用意すると作業効率は上がります。
カーシャンプーを選ぶ時のポイントとしては、通常の洗車用、水あか用、キズ消し用というように使用用途に応じて分かれているので、
カーシャンプを選ぶ時のpoint
- コーティングしてある車には中性のシャンプー
- 高い洗浄力が欲しいなら弱アルカリ性のシャンプー
- 洗車と同時にキズを消したいなら研磨剤入りのシャンプー
というように目的に合ったカーシャンプーを選ぶことです。
水あか用とキズ消し用のカーシャンプーにはコンパウンド(研磨剤)が含まれていることが多いのでキズがついていない車に使うのはおすすめできません。
また、カーシャンプーには、ホワイト車用、淡色車用、濃色車用というようにボディーの塗装の色によって使い分ける商品もあるので、対応している塗装の色を確かめてから購入してください。最近のカーシャンプーは全色対応のものが多いです。
おすすめのカーシャンプ
商品名:シュアラスター 洗車シャンプー [ノーコンパウンド] カーシャンプー1000 SurLuster S-30
私がおすすめするカーシャンプーは、シュアラスターのカーシャンプー1000(S-30)です。
この商品はコンパウンド(研磨剤)が含まれていないのでボディーにキズが付きにくく、pHは中性なのでコーティング施工済みの車でも使用可能です。
また、全てのボディー色に対応しているので色を気にせず使い回して洗うことができます。
カーシャンプーをバケツの中で泡立てます
カーシャンプー、スポンジ、バケツが用意できましたら、バケツの中でカーシャンプーの原液と水を混ぜ合わせて泡立てます。
カーシャンプーの原液と水とを薄める割合は、カーシャンプーのパッケージに記載されている使い方を確認してください。シュアラスターのカーシャンプー1000の場合はキャップ1杯の原液に対して水1Lを混ぜ合わせて使います。
ボディーに水を掛けます
カーシャンプーで車のボディーを洗う前にボディーに水を掛けて砂やほこりを流し落とします。
ボディーに水を掛けることによってボディーの温度が下がりカーシャンプーの泡の乾燥を遅くする効果もあるので水を掛けることをおすすめします。
屋根から洗っていきます
車のボディーを洗う順番ですが、汚れた液体は上から下に流れていくので、屋根から洗っていくのが正しい洗車方法です。
屋根を洗い終わった後は、ガラス、ボンネット、トランク、ドアというように下の方へ進んでいきましょう。
車の洗い方は、力を入れてスポンジでボディーをゴシゴシこするのではなく、力を入れずにスポンジにつけた泡でボディーを包みこむようなイメージで洗うと洗いやすいと思います。
カーシャンプーの泡を洗い流します
汚れを浮き上がらせたカーシャンプーの泡が乾く前に水で洗い流して、ボディーに残った水滴はタオルで拭き取りましょう。
泡が乾いてしまうと水で洗い流してもボディーに汚れが残ってしまい、もう1度スポンジにつけた泡で洗わなければいけなくなり2度手間となるので気をつけてください。
洗車前のボディー
洗車後のボディー
洗車前と洗車後のボディーの汚れ具合を比較すると、洗車後は汚れは確実に落ちて綺麗になっていることがわかります。
なお、洗車に適した日は暑くない日です。真夏に洗車するとシャンプーがすぐに乾いてしまい洗車しにくいので注意してください。夏に洗車する時は曇りの日を選んだ方が作業しやすいです。
カーシャンプーで洗って泡を水で洗い流したら終わりではなく、必ずタオルで水滴を拭き取ってから洗車を終えるようにしてください。
(記事作成日:2017年7月17日、最終更新日:2021年7月7日)