スマホの格安SIMで月額料金を節約する方法
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- スマホの通信速度と格安SIMの基礎知識
- 目的(解決できる悩み)
- スマホに装着する格安SIMを契約して月額料金を安くする方法がわかるようになること
- 目次
- 1.スマホの月額料金を安くする方法
- 仮想移動体通信事業者で格安SIMを契約する
- スマホと格安SIMの組み合わせを考える
- SIMフリースマホを購入する時の注意事項
1.スマホの月額料金を安くする方法
スマホの月額料金を安くしたいなら格安SIMの契約がおすすめです。
格安SIMとは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供している通信サービスのことです。
格安SIMがセットできるスマホのタイプは、格安スマホ、SIMフリースマホ、携帯電話会社のショップで購入したスマホです。
仮想移動体通信事業者で格安SIMを契約する
一昔前までは、ドコモ、au、ソフトバンクなどのショップに行って、スマホとSIMをセットで購入して使う時代でした。
しかし、今は時代が変わって、MVNOの登場により格安で通信サービスが提供できるようになり、少しでも月額通信料金を節約する為にスマホとSIMを別々で購入したり、MVNOの事業者で格安スマホと格安SIMをセットで契約する方が増えるようになりました。
- MVNO(仮想移動体通信事業者)
- ドコモ、au、ソフトバンクが所有する通信インフラ設備を借りて自社ブランドで通信サービスを提供する会社のことです。
このような時代の変化により、ドコモ、au、ソフトバンクのショップでスマホ本体とSIMを契約するのではなく、MVNO(仮想移動体通信事業者)といわれる会社で格安なスマホと月額料金が安いプランで契約したSIMを購入した方が月額料金が安くできます。
結局は、MVNOの事業者は、ドコモ、au、ソフトバンクから回線を借りているだけなので、スマホ本体とインターネットの通信料金を安くしたいのなら格安スマホと格安SIMを購入すること、すでにスマホを持っているのなら格安SIMだけを購入すれば良いです。
格安SIMを契約する時は次のことに注意してください。
格安SIMを契約する時の注意点
- 基本的にはインターネットから契約手続きを行います。
- どの携帯電話会社の電波(ドコモ、au、ソフトバンク)を使うのか確認すること。
- MVNO各社で通信プランや月額料金は異なります。
- 月額料金は安くなりますがMMSといわれるキャリアメールが使えなくなる。
- スマホ本体にSIMロックが掛かっていると格安SIMが使えないこともある。(SIMロック解除をすれば対応可能)
- 音声通話に関しては、何分間無料というサービスもありますが多くは通話した時間分課金される。
このように、いくつかの制限はありますが、格安SIMにすればドコモ、au、ソフトバンクで契約するよりも利用料金は安くなります。
スマホと格安SIMの組み合わせを考える
スマホを購入する時は、ドコモ、au、ソフトバンクのショップでスマホ本体とSIMを契約すると思いますが、ショップではデータプランの料金が高いので月額料金を大幅に安くすることは無理です。
そこで、ショップよりも安いプランがたくさん選べる格安SIMを提供しているMVNOの事業者でSIMを契約することでスマホの月額料金を安くすることができるようになります。
スマホと格安SIMの組み合わせですが、次の4つの組み合わせが思い浮かびます。
- 格安スマホと格安SIMのセット
- スマホとSIMを同じMVNOの事業者で契約するので初心者の方におすすめです。
- SIMフリーのスマホと格安SIM
- スマホのSIMロック機能を外すか、SIMロックフリーのスマホを購入する手間がかかります。
- 携帯電話会社のショップで購入したスマホと同じ携帯電話会社の電波でつなげる格安SIM
- 例えば、ドコモのお店で購入したスマホはドコモの電波で通信する格安SIMを入れると認識するので、スマホと格安SIMで契約する携帯電話会社の電波を揃えること。
- SIM契約なしのスマホとモバイルWi-Fiルーター
- スマホとモバイルWi-Fiルーター間は、Wi-Fiで通信するのでWi-Fiに対応していればどこで購入したスマホでも通信ができます。
※モバイルWi-Fiルーターはデータ通信のみなので、音声通話ができるSIMをスマホに入れないと音声通話はできません。
一般的には、格安スマホと格安SIMのセットで契約する人が多いです。
格安SIMに音声通話機能を付けても通話料金は従量制なのでドコモ、au、ソフトバンクの定額料金の通話専用のガラケーやスマホ、格安SIMのデータ通信専用のスマホを持って使い分けしている方もみえます。
基本的には、音声通話機能はいらないという人はデータ通信のみ利用できる格安SIMに加入するようにしてください。
スマホにSIMを入れるのではなく、モバイルWi-FiルーターとSIMを契約してルーターにSIMを入れてルーターを経由させて利用してもインターネットに接続できます。この場合は複数台インターネットに接続する機器(スマホ、パソコン、タブレット、ゲーム機など)がある人はとてもお得な方法です。
徹底的に節約したい方は、スマホにSIMを挿さず(SIMを契約せず)に無料で使えるWi-Fiスポットを探しては接続するを繰り返してもインターネットにつなげることはできます。
無料で使えるWi-Fiスポットで有名なところは、コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)です。但し、1日に接続できる回数や時間に制限があったり、混雑している時は電波が弱くなり途切れることがあります。
SIMフリースマホを購入する時の注意事項
MVNOの事業者で格安SIMの契約を検討している方でスマホをまだ持っていない時はSIMロックフリーのスマホを購入してもいいです。
現在(2021年10月1日から)は、携帯電話会社のSIMロックが原則禁止となりましたので、携帯電話会社でスマホを購入してもSIMロックフリーのスマホです。
MVNOとは、ドコモ、au、ソフトバンクの通信網を借りて商売しているので、インフラ設備のメンテナンス費用がかからず通信プランを安く提供している会社のことです。
基本的には、スマホと格安SIMは別々で購入することもできますが、スマホと格安SIMを一緒に契約しないといけないのか、格安SIMのみを契約できるのか確認してください。
すでに携帯電話会社のショップで購入したスマホをお持ちの方は、スマホ本体のSIMロックを解除することもできます。
スマホのSIMロックを解除すればどこで契約したSIMでも認識するようになるので、携帯電話会社の電波の縛りがなくなります。
スマホを購入する時は、CPUやメモリなどのスマホ本体の基本性能はどこのメーカーでも似たりよったりなので特に気にする必要はありませんが、LTEバンドは必ず確認するようにしてください。
ドコモ、au、ソフトバンクで周波数帯域が違うので購入するスマホが自分がMVNOで契約する予定の格安SIMのキャリアのLTEバンドに対応しているのか確かめる必要があります。
次のLTEバンドは最低限必要なものです。
- 最低限必要なスマホのLTEバンド
- ドコモの回線を利用時:1、3、19、21
- auの回線を利用時:1、11、18
- ソフトバンクの回線を利用時:1、3、8
もし、対応しているLTEバンドが少ない時は、あるエリアに行くとつながらないということも起きます。外見では判断できないので仕様表で確認してください。
なお、SIMロックフリーのスマホはインターネットショップからでも購入できます。
おすすめのSIMロックフリースマホ
商品名:ZenFone Max M2 6.3インチ / SIMフリースマートフォン (4GB/32GB/4,000mAh) ZB633KL-BL32S4/A
ASUS(エイスース)のZenFoneというコストパフォーマンスに優れたSIMフリースマートフォンの入門機です。普通に使うのであればZenFoneの性能で十分です。
(記事作成日:2019年4月2日、最終更新日:2021年11月7日)