自動車のエンジンオイルの交換方法

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車のエンジンオイルの交換方法

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ジャンル
エンジンオイルのメンテナンス
目的(解決できる悩み)
ラクティス(前期型)のエンジンオイルの交換方法を紹介しています。自分で車のエンジンオイルの交換作業が行えれるようになってください。
目次
1.エンジンオイルの交換方法
少しだけジャッキアップします
ドレンボルトを外して古いエンジンオイルを排出します
オイルフィルターを外します
ドレンボルトと新品のオイルフィルターを取り付けます
ボンネットを開けます
新品のエンジンオイルを注入します

1.エンジンオイルの交換方法

エンジンオイルの交換は、エンジンの下側にあるドレンボルトを緩めて古いエンジンオイルを排出し、ドレンボルトを締めた後にエンジンの上面のオイル注入口から新しいエンジンオイルを入れて交換するだけなので難しくはありません。

作業時間は30分くらいみてもらえれば終われます。エンジンの下側に潜り込まないと作業ができないので少し手間はかかりますが、自分で交換して交換費用を節約してみてはいかがでしょうか。

ラクティスのエンジンオイルの交換方法について紹介しています。

少しだけジャッキアップします

ジャッキアップする時の車体の下面の位置

エンジンオイルを排出する時に使うドレンボルトはエンジンの下側にあるので、ドレンボルトがレンチで回せる高さになるまでジャッキを使って車をジャッキアップします。

ジャッキで車を持ち上げる時にジャッキをセットする位置は、車体下面のへこみが2つあるジャッキアップポイントという場所です。2つのへこみの間にジャッキを入れてジャッキのハンドルを回して車を持ち上げてください。

ジャッキ本体はトランクの側面や助手席の下に格納してあることが多いです。ジャッキアップの作業は傾斜がなく平らな路面で行いましょう。

なお、ジャッキアップしなくてもドレンボルトが回せれる車はジャッキアップする必要はありません。

ドレンボルトを外して古いエンジンオイルを排出します

エンジンオイルを排出するドレンボルトの位置

ドレンボルトはオイルパンに付いています。ドレンボルトへ手が届く高さまでジャッキアップできましたら、メガネレンチやソケットレンチを使ってドレンボルトを緩めてください。

作業手順は、廃油処理箱をドレンボルトの真下に置いて、車の下に潜り込んでドレンボルトをレンチを使って左回り(アナログ時計の指針が回る方向と反対方向)へ回し緩めて外します。

廃油処理箱へ古いエンジンオイルを排出

ドレンボルトが緩んだら手で回して外してください。オイルパンにはエンジンオイルが溜まっているので、ドレンボルトを外すとエンジンオイルが勢いよく出てくるので、廃油処理箱でオイルが受け取れる位置であるか必ず確認してください。

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オイルフィルターを外します

ラクティスのエンジンオイルフィルターの位置

オイルフィルターを交換する時は、オイルフィルターレンチを使って外してください。オイルフィルターを緩めると溜まっていたエンジンオイルが排出されるので廃油処理箱をオイルフィルターの真下に置いておいてください。

ドレンボルトとオイルフィルターを外したら車をジャッキダウンして、エンジンオイルが出てこなくなるまで5分くらい待ちます。

なお、オイルフィルターが中々外れない時は、金づちなどの硬いものでオイルフィルターを数回軽く叩いて衝撃を加えてから回してみてください。また、オイルフィルターとオイルフィルターレンチの噛み合わせが悪くぐらぐらしていたら新聞紙やウエスなどを間にかまして隙間をなくしてから回してください。

ドレンボルトと新品のオイルフィルターを取り付けます

ドレンボルトのワッシャー

古いエンジンオイルの排出が終わったら、再び少しだけジャッキアップして車の下に潜り込んで、ドレンボルトと新しいオイルフィルターを元の位置にセットします。

ドレンボルトには古いワッシャーが付いているので、新品のワッシャーに取り替えてからドレンボルトをレンチを使ってオイルパンに締めつけましょう。ドレンボルトをオイルパンに取り付ける時は、まずは回らなくなるまで手でボルトを締めつけてから、最後にレンチを使って締めつけます。

なお、ドレンボルトを思いっきり強く締めすぎるとオイルパンのネジの部分を破損させてしまう恐れがあるので力いっぱい締め付けないでください。

新品のオイルフィルター

オイルフィルターは、Oリングのゴムの部分にエンジンオイルを塗ってから元の位置へ手で思いっきり締めつけてください。Oリングを傷めるのでくれぐれもレンチを使って締めつけないようにしてください。

ドレンボルトとオイルフィルターを取り付けたらジャッキダウンしてジャッキを片づけてください。

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ボンネットを開けます

車のボンネットを開けるフック

エンジンオイルの排出場所はエンジンの下側でしたが、エンジンオイルの注入場所はエンジンの上側になります。

したがって、次の作業はボンネットを開けます。ボンネットを開ける時は、次の3ステップで開けてください。

ボンネットを開ける手順

  • 運転席側にあるボンネットを開けるフックを引くとロックが解除されボンネットが少し開きます。
  • ボンネットの隙間に手を入れてフックを持ち上げてボンネットを上げます。
  • ボンネットを持ち上げたらボンネットを支えるステイをボンネットの穴にセットして固定します。

ステイでボンネットを支える

ボンネットをステイで固定すると上の写真のような状態になります。

新品のエンジンオイルを注入します

エンジンオイルを注入する時に開けるオイルキャップ

エンジンの上部にあるオイルキャップを開けて新しいエンジンオイルを注入します。

オイルキャップが手で回して開かない時はペンチなどでつまんで回せば簡単に開きます。

エンジンオイルを注入する目安の量は、

エンジンオイルの量

  • 軽自動車:約3L
  • 一般的な車:3~4L
  • 排気量が大きい車:4L以上

ですが、詳しくはエンジンオイルを交換する車の取り扱い説明書を読んでエンジンオイルの量を確認してください。
※取り扱い説明書はグローブボックスに入っていると思います。

エンジンオイルは、いろいろなメーカーから販売されていますが、自動車メーカーが指定されているオイルの粘度を守れば純正品でも社外品でも価格が高いものでも安いものでも構いません。

ペットボトルで作ったジョウゴ

エンジンオイルは缶のまま入れるのではなく、オイルジョッキを使った方が入れやすいです。オイルジョッキにエンジンオイルを入れてからエンジンの上部にあるオイル注入口のキャップを回して外してからオイルを規定量入れます。
※オイルジョッキがない方は、上の写真のようにペットボトルを切って代用しましょう。

ある程度エンジンオイルを注入したら、レベルゲージを使ってアッパーレベルを超えないように細かく確認しながらオイルの量を調整してください。

エンジンオイルの注入が終わったらオイルキャップを閉めてエンジンオイルをエンジン内に回す為にエンジンを掛けて数分間暖気します。その後に、もう1度必ずレベルゲージでエンジンオイルが規定量入っているのか確認してください。もし、エンジンオイルが少ない場合は注ぎ足して対処してください。

エンジンオイルが規定量入っていたら、ボンネットを閉めて作業は完了です。

廃油処理箱は可燃物として捨ててください。オイルフィルターはオイルをしっかり切ってから不燃物として処分するか、車検を受ける時にディーラーなどで引き取ってもらいましょう。詳しい処分方法は役場で確認してください。

エンジンオイルの交換は難しくないので自分でメンテナンスして交換費用を節約してみてはいかがでしょうか。

(記事作成日:2018年2月8日、最終更新日:2021‎年7‎月13‎日)

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