Wi-Fiでインターネットに接続する方法

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Wi-FiをSSIDと暗号化キーでインターネットに接続する方法

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カテゴリー
PC・家電の悩み
ジャンル
スマホやPCなどをインターネットに繋げる基礎知識
目的(解決できる悩み)
Wi-Fiでインターネットに接続する方法がわかるようになること
目次
1.Wi-Fiでインターネットへの接続方法
Wi-Fiで接続する時はSSIDと暗号化キーが必要
Wi-Fiの接続手順
暗号化キーはセキュリティーを強化するもの
無料Wi-Fiスポットのセキュリティーを考える

1.Wi-Fiでインターネットへの接続方法

Wi-Fiでインターネットに接続する時は、Wi-Fiルーター又はWi-Fiスポットがあります。

どちらの場所でインターネットに接続する場合でも基本的にはSSIDと暗号化キーが必要です。

パソコンやスマホのWi-Fiの接続画面でWi-Fiルーター又はWi-FiスポットのSSIDと暗号化キーを設定すればインターネットにつなげられるようになります。

Wi-Fiで接続する時はSSIDと暗号化キーが必要

Wi-FiはSSIDと暗号化キーで接続

Wi-Fiでインターネットにつなげる方法としては、Wi-FiルーターかWi-Fiスポット(公衆無線LAN)を利用するのが一般的です。

Wi-FiルーターとWi-Fiスポットの主な特徴としては、次のようになります。

Wi-Fiルーター
Wi-Fiルーターを契約している人や家族などで、暗号化キーを知っている特定の人しか接続できないので安全です。接続する時はSSIDと暗号化キーが必要です。
Wi-Fiスポット
アクセスポイントともいわれており、不特定多数の人が利用します。
有料と無料のWi-Fiスポットがあり、コンビニなどのWi-Fiスポットは登録が必要ですが無料で利用できます。有料のWi-FiスポットはSSIDと暗号化キーで接続、無料のWi-FiスポットはSSIDのみで接続します。
なお、スマホのWi-Fi機能がオンになっていれば、契約している携帯電話会社のWi-Fiスポットのエリア内に入ると自動でつながります。

このように、Wi-Fiルーターや有料のWi-FiスポットでWi-Fiの電波でデータ通信してインターネットにつなげるにはSSIDと暗号化キーが必要になります。

SSIDと暗号化キーとは何なのかというと、識別情報と暗号方式のことです。

SSIDと暗号化キーの説明

  • SSID:識別情報のこと
  • 暗号化キー:暗号方式のこと

※SSIDと暗号化キー共に英数字の文字列で構成されています。

暗号化キーは、Wi-Fiでつながっている区間のデータを暗号化する役割とつなげる時のパスワードとしての役割があるので他人に教えないようにしましょう。

Wi-Fiの接続手順

実際にWi-Fiで接続する時の設定についてですが、パソコンの場合はワイヤレスネットワークの管理画面やネットワークに接続の画面から、スマホの場合はWi-Fiの接続画面から設定を行います。

手順1.
まずは、Wi-Fiの電波が届く範囲内にいるとパソコンやスマホの接続画面に受信しているすべてのSSIDの一覧が表示されるので、この中から目的のSSIDを選んでください。

最近では、Wi-Fiルーターやアクセスポイントはいたるところに設置されており、近隣の家から発しているWi-Fiの電波などのような自分には関係がない電波をキャッチしてもSSIDの一覧に表示されてしまいます。その逆に自分が使っているSSIDも他人のパソコンなどのSSIDの一覧に表示されています。

他人のパソコンなどにSSIDが表示されていても正しい暗号化キーを入力しなければ通信することはできないので他人に勝手に使われることはありませんが、隣の家のパソコンやスマホなどにも自分が使っているSSIDは表示される(電波を受信できる場合)ので自分のパソコン以外に知られたくなければ設定してSSIDを見えないようにしてください。

通常はSSIDといわれる親機の識別情報は、Wi-Fiの電波の受信圏内にある子機は受信できているすべてのSSIDが自動的に接続画面に表示されますが、SSIDを子機の接続画面の一覧に表示しないようにすることもできます。

SSIDを表示させないようにする方法は、親機の設定画面でANY接続を許可しないやSSIDを隠ぺいするにチェックすると表示されなくなります。

手順2.
接続したいSSIDを選択して、13桁の暗号化キー(セキュリティーキー)を打ち込み接続ボタンを押すと接続できます。

接続時に自分で打ち込むものは暗号化キーだけなので特に手間はかかりません。暗号化キーはルーター本体に書かれています。

Wi-Fiルーターを購入したけど暗号化キーがどれなのかわからない、自分で手入力するのが面倒だという方は、自動で設定してくれる機能を使いましょう。

自動で設定を行うと変な所につながっているんじゃないのかと不安になる方は、自分で暗号化キーを入力した方が気持ち的に安心できるでしょう。

次のようにメーカーによって自動設定の名前は違いますが、Wi-Fiルーター本体にある簡単接続機能ボタン(WPS、AOSS2、らくらくスタート)を押せば自動で設定してくれます。

Wi-Fiルーターの簡単接続機能ボタン

  • アイオーデータのWi-Fiルーター:WPS
  • バッファローのWi-Fiルーター:AOSS2
  • NECのWi-Fiルーター:らくらくスタート

このように、Wi-Fiに詳しくなくても簡単接続機能ボタンを押せば自動で設定してくれるのでインターネットにつなげることができます。

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暗号化キーはセキュリティーを強化するもの

Wi-Fiは暗号化キーを入力してセキュリティーを強化する

親機から発しているWi-Fiの電波は、そのWi-Fiの電波を受信できる子機が親機の近くにあれば誰でも受信できるので普通はセキュリティーを設定して使います。

Wi-Fiの電波を受信した子機は、SSIDといわれる識別情報で親機を特定して暗号化キーで親機と子機との間の通信内容を暗号化してデータが漏えいしないようにセキュリティー機能があります。

もし、暗号化を行わない場合は、誰でも接続できるので悪意を持った人にデータを盗まれやすくなります。

Wi-Fiで通信する仕組みは、子機では、SSIDで親機を特定して、暗号化キーを打ち込んで親機と子機が同じ暗号化キーの場合のみ通信できるようになります。

暗号化キーは、親機と子機との間の認証に使う役割があり、接続画面ではWPA-PSKなどと書いてあるところに暗号化キーを入力します。

安全に親機と子機を接続するためにもデータのやり取りを暗号化して使いましょう。

暗号化は、認証方式と暗号化方式で行います。

認証方式には、WEP、WPA、WPA2があります。

WEP
64ビットの暗号化キーを持つWEP64のキーは5桁、128ビットのWEP128のキーは13桁です。
無線LANの初期の頃に使われていた方式なので安全性は低いです。
WPA
WPAは、WEPのセキュリティーを強化したものです。
一昔前に使われていました。
WPA2
WPA2は、WPAのセキュリティーをさらに強化したものです。
最近はWPA2が広く使われています。

暗号化方式には、AES、TKIP、RC4があり、

認証方式と暗号化方式の組み合わせ

  • WPA2とAES:安全性は高い
  • WPAとTKIP:安全性はWEPとRC4よりも高い
  • WEPとRC4:安全性は低い

の組み合わせで使われています。

セキュリティーを強化したい時は、WPA2とAESの組み合わせで接続するようにしてください。

無料Wi-Fiスポットのセキュリティーを考える

コンビニなどに設置してあるWi-Fiスポットは無料で利用できるので嬉しいですがセキュリティーのことも考えてインターネットにつなげるようにしてください。

自宅で使うWi-Fiルーターでは自分や家族だけが接続しますが、街の中にあるWi-Fiスポットは不特定多数の人が接続しているのでデータが盗み取られる危険性がありますし、無料でつながるからといって見覚えがないSSIDに接続するとウイルスに感染する恐れもあります。

有料のWi-Fiスポットはデータのやり取りは暗号化されていますが、無料のWi-Fiスポットは暗号化キーがフリーなので暗号化されていなく、悪意を持った人がデータを盗み取ることも考えられるので、暗号化されていない無料のWi-Fiスポットではクレジットカードの情報やパスワードなどの個人情報は送信しないようにしましょう。

ホテルのWi-Fiスポットは無料ですがSSIDの暗号化キーの設定が必要です。

また、認証方式にWEPを使っているところは安全性が低くすぐに暗号が解読されやすいので気を付けてください。

ですので、暗号化されていない見知らぬSSIDやアクセスポイントでは、接続ボタンをクリックするだけでつながってしまいます。

そのような場所では、暗号化キーがなくても接続できるのでセキュリティーが貧弱なのです。WEPでのWi-Fi接続も避けましょう。

スマホは、自動的にWi-Fiスポットへ接続する設定にされていることが多いので勝手にWi-Fiスポットへ接続したくない時は自動接続をオフにしましょう。

Wi-Fiの接続方法は接続マニュアルや説明書で確認してください。

(記事作成日:2019年6月23日、最終更新日:2021‎年10‎月2‎日)

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