防災の基礎知識!災害が起きた時の対処方法と災害が起きる前に用意するもの
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- 災害の基礎知識
- 目的(解決できる悩み)
- 災害が起きた時に備えてどのような用品が必要かわかるようになること
- 目次
- 1.災害の基礎知識
- 日本で発生しやすい災害の種類
- 地震が起きた時の対処方法
- 2.災害が起きた時に備えて用意しておくもの
- 防災セットを用意する
- 食料・飲料水・簡易トイレを用意する
- 1次避難・2次避難で役に立つアイテム
1.災害の基礎知識
災害はいつどこで誰に襲いかかってくるのか予想がつきません。
地球上で生きている以上は誰にでも自然災害の被害を被る可能性はあります。
特に日本で多い災害は、地震(家屋の崩壊)と大雨(土砂崩れや堤防の決壊による家屋の崩壊や浸水)の被害です。
日本で発生しやすい災害の種類
日本は自然災害が多い国ですよね。
日本で特に多い災害といえば地震で、私たちの記憶に新しい甚大な被害が発生した地震はというと、
日本で起きた大きい地震
- 1995年1月17日:阪神・淡路大震災
- 2011年3月11日:東日本大震災
- 2016年4月14日:熊本地震
が思い浮かびますよね。
地震は地面を揺れ動かすとてつもないパワーを持っているので、震災が起きて自宅が崩壊して住めなくなってしまうと仮設住宅が完成するまで一時的に避難所で生活しなくてはいけなくなりなす。
また、日本は南の海上で発生した台風の通り道になっているので、地震の他には大型台風の大雨の影響で、
大雨の影響で起きる災害
- 河川の堤防が決壊する
- 地盤がゆるんで裏山が崩れる
などの河川の氾濫や土砂崩れの影響により自宅が流されて避難しなければいけない状況になることも考えられます。
自然災害はいつどこで起こるのか誰にもわかりません。自然災害がいつ起きてもいいように事前に準備しておかないといざという時にあたふたしてしまいます。
日頃から防災に関する知識を身に着けて災害が起きた時に冷静に判断できるようになりましょう。
地震が起きた時の対処方法
地震は起きてもらわない方がいいですが、不運にも地震が起きてしまった時にどのように行動すればいいのか考えてみましょう。
自宅に居た時に地震が起きてしまった場合は、テーブルや机の下などに一時的に隠れて、揺れが収まったら頭の上に本などを載せて頭を守りながら外へ逃げます。
地震はいつ起こるのかわからないので自宅ではなく、ビルなどの建物の中、地下街、エレベーターの中にいた時に起こることも考えられます。
- ビルなどの建物の中での対処方法
- ビルの中にいたら、非常口から地上に降りて安全な場所に避難してください。
- 地下街での対処方法
- 地下街にいたら、非常口から地上に上がり安全な場所に避難してください。
- エレベーターの中での対処方法
- エレベーターの中にいたら、最寄りの階から降りて非常口を探して避難しますが、エレベーターの中に閉じ込められて身動きがとれなくなった場合は緊急通報ボタンを押してエレベーターを管理している会社に連絡します。もし応答がない場合は消防に電話して救助を待ってください。
いずれにしても、物が落ちてくるかもしれないので頭の上をバッグなどで保護して自分の命を守りながら安全な場所まで逃げることが大切です。
また、災害が起きた時にどのように対処するのか事前に家族で避難訓練を実施して、
災害に備えて家族で話合うこと
- 集合場所
- 連絡の取り合い方
などの決まりごとを作っておけば、一時的にバラバラになってもどこかのタイミングで落ち合えます。
災害時は手ぶらで逃げるよりも災害グッズを持って逃げた方が安心できるので、どのような防災用品をリュックサックに入れて用意しておけばいいのか、避難時に非常食をどのようにして作るのかも家族で話し合って一度模擬的に体験しておくのがいいでしょう。
2.災害が起きた時に備えて用意しておくもの
災害が起きた時に慌てないようにするには事前に必要なものを準備しておくことです。
避難する時に必要となるものは防災セット、避難した後に必要となるものは食料・水・簡易トイレです。
防災セットを用意する
防災セットとは、災害が起きた時に役に立ついくつかの簡易的な防災グッズ(水、非常食、シートなど)をひとまとめにしたものです。
防災セットを用意しておけばとりあえず安心ですが、市販されている防災セットは避難生活を長期間送る為のものではなく、あくまで1次避難する時に持って行く簡易的なグッズをひとまとめにしたものです。
ですので、避難所で数週間生活する時(2次避難)は災害の被害が落ち着いたら家に戻って生活に必要な荷物を取りにいってください。
おすすめの防災セット
商品名:非常用持ち出し袋36点セット(リュックタイプの防災セット)
この防災セットは、非常用持ち出しリュックサックの中に簡単な食料と水、エアーマット、シート、マスク、レインコート、携帯用トイレ、LEDランタンなど36点の防災グッズが入っていて重さは約4.5kgなので持ち運びがとても楽な商品です。
防災セットは、避難用のアイテムとして用意しておくと大変役に立ちます。
食料・飲料水・簡易トイレを用意する
防災セットの用意ができましたら、次に必要となるものは、避難した後に食べる食料と飲料水、食べたものを排泄するトイレです。
人間の体は約60%の水分でできているので何らかの形で水分を補給しないと死んでしまいますし、食料を食べないと栄養不足になります。水は飲む以外にも、洗顔、手洗い、歯みがきなどで必要となります。
災害時に備えて備蓄しておく食料品・飲料水としては、
災害に備えて準備する食料と水
- アルファ化米
- レトルト食品(カレー、牛丼など)
- 乾めん(うどん、パスタなど)
- カップラーメン
- インスタントみそ汁、スープ
- 缶詰
- ペットボトルの水(1人1日分約2L)
などの簡易的な食料が適しています。
道路が寸断して救援物資が届けられないということも起こるので1週間分の食料を家に備蓄しておいてください。用意する食料品は、電気、ガス、水道が止まってしまい使えないことが多いので、カセットコンロでお湯を沸かして簡単に調理できるものがいいです。
また、食べたものは排泄されるので簡易トイレも忘れずに準備しておいてください。
簡易トイレとは、水洗トイレが使えない時に汚物を吸水シートや凝固剤で固めて臭い対策がされている袋に入れて捨てることができる用品のことです。断水すると家のトイレは使うことができなくなりますし避難所のトイレは混み合いますので持っていた方が便利です。
おすすめの簡易トイレ
商品名:驚異の防臭袋 BOS(ボス) 非常用トイレセット(15回分)
この簡易トイレは、汚物を固める凝固剤、汚物を入れる汚物袋、嫌な臭いを閉じ込める防臭袋のBOSが入った3点セットの商品です。
避難所に仮設トイレが設置されるまでは簡易トイレは必ず必要となるので持っていて損はありません。
災害時は、防災セットと共に、食料品、飲料水、トイレに不便を感じるので必ず用意しておいてください。
1次避難・2次避難で役に立つアイテム
災害が起きた緊急時に必要最低限用意しておかなければいけないものは、上記で説明した、防災セット、食料、飲料水、簡易トイレですが、その他にも用意しておけば役に立つものはたくさんあります。
下記に避難する時に持って行くものと避難生活する時にあると便利なものを紹介しますので防災用品を揃える時の参考にしてみてください。
- 避難する時に持って行くアイテム(1次避難)
- LEDライト
- スマホの充電器
- ティッシュペーパー
- 乾電池
- エマージェンシーシート
- 簡易トイレ
- マスク
- 飲料水
- 非常用の食料
- 現金・銀行のキャッシュカード
- 救急手当てセット
- 避難生活する時にあると便利なアイテム(2次避難)
- モバイル機器の充電用の太陽電池
- 食料・飲料水
- カセットコンロ
- ガスカートリッジ
- 鍋
- 飲料水用のポリタンク
- 食器など
- 着替え
- 洗面用品
- ビニール袋
- 簡易トイレ
- 蚊取り線香
- 寝袋
- 銀マット
- 毛布
- 枕
- 耳栓
(記事作成日:2017年11月13日、最終更新日:2019年9月15日)